星空
星空を眺めていると思い出すことがある。
私が17歳の頃、当時付き合っていた恋人と電話をしていたとき、「外の月が綺麗だよ」と言われた。
私はこれを夏目漱石がI love you の翻訳の例として出した月が綺麗ですねのことだと捉えた。
だから、「俺も愛してるよ」と答えた。
すると彼女は「え!?急に何!?」と驚きながら私の発言の意図を尋ねてきた。
顔から火の出る思いで勘違いしたことを話さなければならなかった。
神様だけが知っている
私のこれからの人生がどうなるかは神様だけが知っている。夢を叶えていられたら理想的だ。
夢が叶うかどうかわからない状態で努力し続けるのは辛いものだ。
だが、それでもやらなければならない。私は自分を鼓舞し、努力し続けると決めた。
前に進んでいくためには努力し挑戦し続けるしかないのだ。
日差し
日差しがプールの水面に乱反射して目が眩む。夏の日の思い出だ。
私は小学校5年生まで泳げなかった。プールの時間はとても憂鬱だった。
一念発起しスイミングスクールに通い泳げるようになった。
泳げるようになるまでは小さい子たちに混ざって練習していたのでとても恥ずかしかった。
だが、泳げるようになると水泳の授業が楽しみで仕方がなかった。
少しの勇気と努力で物の見え方が180度変わる経験をした初めての出来事だった。
夏
本格的な夏がそろそろやって来る。今でも十分暑いのに7月、8月のことを考えると嫌になってくる。
必要になるかもしれない知識としての熱中症対策をもう一度調べておこう。
それとアイスの食べ過ぎには要注意だ。
ここではないどこか
高校生の頃、ここではないどこか別の場所で生きたいと胸を焦がしていた。当時いた場所に不満があった私の心を反映していた。
私は高校受験を失敗した。そのことで3年間も尾を引いてしまった。今になって思えば、なんてくだらないことで悩んでいたのだろうと感じる。多感な年頃ゆえの悩みだったのだろう。
私が今悩んでいることも10年後にはささやかな悩みだったと考えられるようになれば嬉しい。