1年前
10ヶ月前、喧嘩別れをして9年間疎遠になってしまった親友に謝罪の連絡をした。そもそもの喧嘩の原因は私にあった。
謝罪の連絡を送ったときはダメなら諦めるしかないという気持ちで送った。1ヶ月後に返信が来た時には飛び上がるぐらい喜んだ。
今私たちは空白の9年間を埋めるように、密に連絡を取り合っている。勇気を出して連絡を取って良かったと思う。
1年前の私は親友とこんなに頻繁に連絡を取れるような仲に戻れるとはまだ知らない。
好きな本
純文学系の作品では三島由紀夫の金閣寺、遠藤周作の沈黙、夏目漱石のこころ、森鴎外の高瀬舟、ドストエフスキーの貧しき人々が私は好きだ。
上記の作品は、人間の心の動きを細かくとても丁寧に描き出しており高校生の頃から何度も読んでいるおすすめの本だ。
エンターテイメントに富んだ作品ではダンブラウンの天使と悪魔、荻原博の砂の王国、池井戸潤の半沢直樹シリーズが世間的に名の知られた作品だけあり、とても面白くページをめくる手が止まらなかった。
児童文学では、ハリーポッターシリーズやドラえもん のび太と空の理想郷、ダレンシャンが印象に残っている。
児童文学にあまり触れてこなかった私は完全に侮っていた。
ドラえもん のび太と空の理想郷では途中涙を流した。
他にも好きな作品として書きたいものは色々ある。
まだまだ読みたい本もある。
これからどんな読書体験ができるかとても楽しみだ。
あいまいな空
あいまいな空を見つめる曖昧な私。
昔はもっと自分の言いたいことをはっきりと相手に伝えていた。
だが、年を重ね他人との衝突を厭うようになった私は曖昧なままであることを是認するようになった。
空気というものを読みすぎて、本来あったはずの自分の姿を変えるのは果たして正しいことなのだろうか。
このままではダメなのではないかという批判的な自分がいる一方で、いやこのままでいいと自己弁護する自分もいる。
内省的議論はどこまでも平行線だ。
あじさい
白色の紫陽花の花言葉は寛容だそうだ。パートナーを認め合う意味を込めて結婚式の装飾にも使われるようだ。
僕が初めて友人の結婚式に出席したのは26歳の頃だった。
とても思い出に残る素晴らしい結婚式だった。
だが、残念ながら友人は2年の結婚生活の末、離婚してしまった。
2人の間に子供がいたことがさらに状況を複雑にした。
2人の離婚の原因は些細な行き違いから始まっている。
もし、2人が感情的にならずにもっとお互いに寛容であれば今も夫婦生活が続いていたのではないかと思う。
好き嫌い
文章を書くことは30代の後半を過ぎた頃から好きになった。
それ以前は仕事上こなさなければならないから、嫌々書いていた。
なぜ文章を書くことが好きになったのか考えてみる。
きっかけはやはり読書を始めたことだろうか。
年間100冊は読むようになってから、言葉がスラスラと出てくるようになった。
文章を書くのがますます好きになったのはこのアプリケーションの影響も大きい。
匿名で気楽に投稿でき、また読みたいと反応がもらえると気分が高揚する。
僕の「文章を書くことが好き」は色々な人に支えられて成り立っているのだと思う。