どうして
どうしてウンコを漏らしてしまったのだろう。
全ては食べ合わせが悪かった。
深夜、空腹に耐えかね卵かけご飯を食べた。
それでも腹は満たされず、牛乳を飲んだのだ。
そして朝、気持ちの良い睡眠に浸っていると激しい腹痛に襲われた。
僕は飛び起きトイレに駆け込み、難を逃れたかのように思ったが少し漏らしていた。
朝から情けない気持ちになりながら処理をした。
雪
雪を見て、楽しい感情が起こらなくなったのはいつからだろう。
最近、子供の頃の純朴さがとても尊く感じる。
雪遊びを楽しそうにしている子供たちを見てふとそんなことを考えた。
君と一緒に
僕は本屋に行くのが好きだ。
甥も本が大好きで、僕と一緒に本屋に行きたがる。
甥と一緒に本屋に行く時は必然的に彼の読みたい本を探すことがメインになり、自分の読みたい本を探す時間がなくなる。
それは決して嫌なことではない。
本を通じて甥とコミュニケーションを取ることができるからだ。
共に本屋に行くようになって甥のことをもっと知るようになった。
君と一緒に巡る本屋での時間は僕にとって心穏やかな時間だ。
冬晴れ
今日の1日はまるで冬晴れの空のように穏やかだった。
甥っ子に会うことができたからだ。
甥っ子は僕のお尻によく顔を埋もれさせる。
汚いからやめようね。と言ってもやめてくれない。
今日はたまたま僕がオナラをした瞬間と甥っ子が僕のお尻に顔を埋もれさせた瞬間が見事に合致した。
甥っ子はびっくりしたのか泣き出してしまった。
叔父さんの汚尻から放たれる放屁に驚くのは当然だ。
今日はそれから僕のお尻に顔を埋もれさせることをしなかった。
お尻に顔を埋もれさせることをやめさせるには荒療治として劇的な効果だったのかもしれない。
幸せとは
人が幸せを最も深く感じるのは幸せが通り過ぎてからではないだろうか。
年齢を重ね、当時は色々なことが無駄に見えていた学生時代がとても尊く思えた。
もっと日々を大切に過ごせば良かった。
大切な人を失って、毎日その人のことを想うようになった。
あの時、あの人にこんなことをすれば良かった。
こんな言葉をかければ良かった。
そんなことを繰り返し考える。
幸せについて考える時、いつも後悔がついて廻る。
僕の中で幸福と後悔は表裏一体のようだ。
幸福も後悔も僕の人生を構成する大切な要素だ。