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7/24/2024, 7:42:12 PM

友情…




高校生の頃、担任の先生が言った。

友達のMちゃんと私を足して2で割ったら

最高の子が2人出来ると。



なんじゃそりゃ。



明るくて快活で誰にでも優しいMちゃん。

コネに反発して就職試験を白紙で出したMちゃん。

漫研の長で授業中にいつも漫画描いてるMちゃん。


Mちゃんサイコー!

7/24/2024, 3:44:19 AM

花咲いて…



花を咲かせるのって難しい。


水、肥料、光

何より気候、季節が合っているか





私に育てられる種を選ぼう。

そして土つくりからはじめるのだ。

花も、夢も

大きく咲かせるためには

ある程度の条件が必要なのだ。

7/20/2024, 10:23:59 PM

私の名前…



陰陽師の漫画にハマったことがある。



ストーリーの中で晴明が

名とは呪だ

みたいなことを言うのです。



私にとってそれは新しい気づきだった。

そして、それこそが呪となり私の中に刻まれたのだった。

7/18/2024, 12:14:59 PM

私だけ…



校長先生の話を覚えているだろうか。

私の学校では、月曜日の朝、体育館に集まり

校長講話を聞くことになっていた。



各、校長先生の座右の銘みたいなものを紹介しよう。


本を何冊も書いたK先生
   
   「一流たれ」
    一番は一人しかなれないが一流は全員なれる


優しい白髪の◯先生

   「人生二度なし」


ものすごく個性的なつるハゲの◯先生

   「腰骨を立てる」
    とにかく良い姿勢の先生だった。


さて、私も彼らと同じ年齢になる。

私の座右の銘も書いておこう。

   「失敗は成功のもと」
    とても普通で当たり前だけどね。
    いつも思っている。


あなたの座右の銘はなんでしょう。

7/17/2024, 2:26:54 PM

遠い日の記憶…




あれは私が二十歳の頃だ。

自己啓発セミナーというのが流行った。

友達から誘われて断りづらかった。

参加費が確か30万円コース、60万円コースだった。

人生が変わるからと、彼女は熱心に話してくれた。



煮えきらない返事をする私の家に

友達と、そのセミナー仲間が数人来た。



日曜日だったから家の前の駐車場に父の車があった。

車の前で私たちは話をしていた。

厳格な父に、セミナーの話を聞かせたくなかったが

玄関の中で父が聞いているのがわかった。



やんわり断ろうとする私を無視して

セミナーの話に熱を込める若い男性。



もう断るの無理かなと、思いかけた頃

いつからか後ろに立っていた父が

「もういいから、お前さんたち帰りなさい」と言った。



私を勧誘していた男性が、今度は父に向かって話を始めた。

「帰れと言ったはずだが?」

父の声が少し大きくなった。

それでも食い下がる男性。

私ならビビるシーンだが、

さすがに自己啓発している人はメンタルが強い。



男性と父の言葉の応酬、どちらも引かない。


その場面の、最後の会話を今も覚えている。


男性が、父に言った。

「あなたは娘を自分の持ち物だと思っているんですか」

父はきっぱり言いきった。

「思っておる。」


ああ、親バカっていうより、バカな親だ。

笑ってしまうくらい馬鹿だ。


男性はあきれた顔をして肩をすくめた。

私が「ごめんね」と言うと、皆帰ってくれた。


玄関の中で母がウロウロしていた。

父に、ありがとうと言いたかったが言わなかった。



あのあと、どんな会話をしたか覚えていない。

でも、仕事人間で厳しいばかりの父の株が

私の中で急上昇したのは確かだ。


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