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6/29/2024, 5:12:26 PM

入道雲…



私が小学生の頃、夏休みに

ひとり一研究という課題が出ていた。


ある年の夏、私は雲の研究をした。


研究というほど大層なものではない。

窓から見える雲を毎日スケッチし、コメントをつけた。

猫の頭の形だとか、だんごみたいだとか。


延々と毎日雲を描いた。



入道雲とは積乱雲で、この雲の下では天候が急に変わる。

そんなこと研究するでもなく、休み明けにスケッチブックを

提出したような、しなかったような…



今の小学生は一研究は任意らしい。

地域にもよるのかな?

息子の一研究は、ほぼ父ちゃんがやっていた。

父ちゃんの一研究は婆ちゃんがしたとかで。

なんだか夏休みは大人も忙しい。

6/28/2024, 11:33:19 PM

夏…



忘れられない旅がある。


佐渡に行きたいと言ったら

行こうということになった。

今日。


え?今日?

うん。


私の夫はそういう人だった。


車に乗って直江津に着いた。

駐車場に車を停めて

フェリーの時間を確認しに乗船場に行ったら、

あと数分で出航時間だった。

文字通り、私たちは船に飛び乗った。


車もおやつも何も持たず、カバンひとつで。



佐渡の海は、とてもとても美しかった。

あんな旅はもう二度とできまい。


6/27/2024, 10:43:12 AM

ここではないどこか…



男は、一歩家を出たら戦場

とか、言うんだけど



女は、家の中にも戦場あるんよ。



釣った魚にエサをやらないと…


知らんからね。






ここではないどこかにあなたは行きたがる ここが楽園だとも知らずに

6/26/2024, 8:22:13 PM

君と最後に会った日…



舅さまと最後に会ったのを強烈に覚えている。

正確に言うと、最期を看取った日だ。



夜中零時をまわった頃だった。

ベッドに眠っていた義父が目を覚まし、

静かにありがとうと言った。

その後ゆっくり目を閉じて喉元がかすかに動くのを見た。

閉じた目から涙がこめかみへ伝った。

永遠の別れなのだと感じた。



生きているときとても苦労をした人だから

苦しくなくて逝けたのだと思いたい。




自分が逝くときに、もしも誰かがそばに居てくれたなら

私もありがとうと言うつもりだ。

そういう人生になれるといいなあ…

6/26/2024, 9:07:15 AM

繊細な花…




薔薇と書いて「そうび」と読む

美しく繊細なイメージだ。


昔からある呼び方だそうだが、私は谷村さんの歌の歌詞で知った。


薔薇をRoseと呼べば繊細というより可憐なイメージか


呼び方って不思議だ。

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