「こぼれたアイスクリーム」
こぼれた水は元には戻らない。
そして、当然の事ながら、こぼれたアイスクリームも元には戻らない。
しかも、水なら軽く拭くだけでいいけど、アイスクリームはベタベタしてて少し手間が増える。
水をこぼしてら、元に戻らない教訓を得る。
そして、アイスクリームをこぼしたら、元に戻らない上に余計な手間がかかる事から、「失敗したら少し面倒な事になる」と言う事を学ぶ。
でも、その事によって、「失敗したからこそ学ぶ事もある」という事を学ぶ。
要は、自分の身に起きた事をただの事実として受け止めるか、次に繋げる為の布石と捉えるか。
それによって、それらの積み重ねによって、その後の人生が変わって行くと思う。
ただ失敗しただけにすると勿体ないから、人生全て学びにして、転んでもただでは起きない気持ちでいれば、人生そんなに悪くないと思える自分で居られると思う。
「やさしさなんて」
貴方は優しすぎて、私はどんなに顔をすれば良いか分からなくなる。
どうして?
私達、もう終わったよね?
もう今日からは、他人になったんだよね?
なのにどうして?
昨日までと変わらず優しいの?
優しくしないで。
貴方を諦められなくなる。
冷たくいなして。
貴方を嫌いになれるように。
優しさなんて、いらないの。
「風を感じて」
ふと風を感じた気がして振り向くと、貴方が後ろを横切って行ってた。
例えそれが空気の流れであったとしても、貴方を感じられて嬉しい。
何でこんなに貴方を好きなんだろう?
ちょっと悔しいけど、でもそれは紛れもない事実で。
きっとこれからも、私の視線は貴方を追うだろうし、私の五感は貴方を優先的に感じると思う。
ホントに悔しいけど、それくらい、貴方が好き。
「夢じゃない」
目の前に貴方が居る。
ホントに貴方なの?
夢じゃないの?
ずっと会いたくて、恋焦がれてた。
まさか、会えると思えなかった。
きっと、私の一生分のツキを使ってしまったのだと思う。
……そう思う位、会いたい、演奏を聞きたい推しがいます。
これがホントに現実だったら、狂喜乱舞です。
いつかホントになると嬉しいですが、地方住まいの私にはほぼ訪れないチャンスです…
「心の羅針盤」
私の心の羅針盤は、自分の中での譲れない事の数々。
「人の迷惑になる事はしない」とか、「困っている人は助ける」とか。
細かく言うとキリがないけど、要は「自分に対して恥ずかしくないか」「娘にその姿を見せられるか」が基準になっている。
そこが私にとっての絶対に譲れない事だから。
人にどう思われるとか、そう言う事ではなく。
自分の中の軸に反しないか、自分の狡さで自分を誤魔化していないか。
親として、娘に見せて恥ずかしくない姿なのか、自分が娘に教えたい、伝えたい事なのか。
そう考えて行動すると、自然に背筋が伸びて、自分や娘に恥じる事はしなくなる。
時には感情に流されてしまう事もあるけど、でも、それを胸において行動する事が、少しずつでも「正しい」自分で居られる事だと思う。
だから、まだまだ不完全だけど、それを心の羅針盤にして、間違わずに進んで行きたいと思う。