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5/17/2025, 10:13:19 AM

「まだ知らない世界」


子供の頃の自分から見たら、ビックリする位長い間生きてきた。
子供の頃は、大人になると色んな事を知っていて、知らない事の方が少なくなると思っていた。
でも、いざ自分が大人になってみると、知らない事が多過ぎて、何ならその世界や界隈すら知らない事も山程あって。

幾つになっても学ぶ事って沢山あるし、新鮮な気持ちで何かを始める事が出来るんだな、って実感している。

知らない事を知る事は、とても楽しい。
意外な事を感じる事は、とても新鮮。

世の中にはまだまだ自分の知らない世界がある。
そう思うだけで、もうワクワクしかない。

もう今まで生きてきた人生より、残りの人生の方が少ないけど、でも、残りの人生、どうせなら楽しく、貪欲に色んな事を知って、色んな事を経験していきたいと思う。
と同時に、ちょっと残り時間に不安を感じる事もあるけど。
でも、心配しても不安がっても時間は皆に平等に過ぎるのだから、くだらない杞憂に時間を使ったら勿体ない。
限りある時間だからこそ、楽しく使いたいと思う。

5/16/2025, 12:10:41 PM

「手放す勇気」


小さかった子供が大きくなって。
当たり前に繋いでいた手を繋ぐ事もなくなり、何なら会話も減ってきた。
夢に向かって頑張る君は、夢の為に家を出て一人で暮らそうとしてる。

もう、親としては心配で堪らない。
犯罪に巻き込まれたら?変な男に騙されたら?火事とか地震とかの災害もあるかも?詐欺とかも多いし。
もう、本音を言えば、箱に入れて出したくない。

でも、それじゃ駄目で。
私はずっと生きられる訳じゃない。
順番で言えば子供より先に死ぬ。
そしたら、その後に子供が生きていけない様に育てたら駄目だよね。

親の役目は、躾とか養育とか、そう言う根本的な事は当然として。
親が居なくても子供が生きていけ様に育てる、独り立ち出来る様に育てる事だと思うから。

だから、心配だけど、手放す。
そして、困った時には親が後ろについているから、取り返しのない失敗以外は経験としてすればいい、ってで~んと構える事だと思うから。

頑張っておいで。羽ばたいておいで。夢を掴んでおいで。
心配だけど、きっと君なら大丈夫!!
そう思って、大事な宝手放すから。

5/15/2025, 1:47:07 PM

「光輝け、暗闇で」


暗闇で光を見ると、きっとホッとすると思う。
自分の指先も見えない程の暗闇の中に、もし眩い光が差したら安心するだろう。
そんな、太陽みたいな存在の人は、皆に必要とされるし、大事だと思う。

でも私は、ひっそりと、ぼんやりと、うっすらと周囲を照らす人でありたい。
目立たなくていい、何なら気付かれなくてもいい。
でも、確かに周りを照らす存在に、なりたい。
気がついたらそこに居て、でも確かに誰かの役には立っている。
そんな存在でありたいと思う。

5/14/2025, 11:27:32 AM

「酸素」


2つくっつくと、人が生きていくには欠かせない物。
でも、3つくっつくと多過ぎて、地球に害を成す物になってしまう。

考えると、物事はすべからくそうなのかもしれない。
昔から言われる。「過ぎたるは及ばざるが如し」の様に、丁度いいが一番良いけど、それが一番難しく、大概足りないか余るかになってしまう。

愛情も、仕事の頑張りも、子育ても、休息も。
何もかもが足りないか頑張り過ぎてたりする。

でも、そんな中で皆一生懸命生きてる。
足りないから頑張れるし、頑張ったから休める。

丁度いいには程遠いかもしれないけど、でも、皆が自分なりに懸命に生きている。

そうやってそれぞれが頑張って、人と出会った時に足りない部分と余ってる部分が上手い具合にはまって、お互いに助け合えればいいと思う。

長所は裏返せば短所だし、短所も裏返せば長所。
足りなくても、余ってても。
お互いに補い合えば、庇い合えば、きっと上手い具合になると思う。

そして、お互いに庇い合う為には、まず一人一人が自分の足で立って、自立していないと駄目だと思う。
自立していない大人同士だと、そこからお互いに切磋琢磨出来ればいいけど、そうでなければただの共倒れになってしまう。

だから、私は頑張れる自分で居たい。
自分の足で立って、自立した自分で居たい。
大事な人を支えられる様に。
お互いに高め合える様に。
大事な人に見合う自分で居られる様に。

5/13/2025, 10:58:51 AM

「記憶の海」


貴方との記憶の海で溺れる私。
楽しい思い出も、悲しい思い出も。
切なくても、苦しくても、哀しくても。
全てが貴方に繋がる。

私は貴方からは逃れられない。
嫌なのに、忘れたいのに。
辛いのに、苦しいのに。

でも、忘れられない。
忘れたくない。
貴方は私の全てだから。
苦しくても、切なくても、貴方を忘れてしまう位なら、この記憶の海で溺れてしまう方が、よっぽどいい。

忘れてしまえれば、嫌いになれれば、きっと楽なのに。
でも、楽でなくても、苦しくても、私は私の中を貴方で満たしたい。

いつか、全てを過去にして懐かしみ、笑える日が来るのかだろう。
こんな苦しみも無駄な事で、拘る程の事じゃなかったと思うのかもしれない。
でも、そのいつかは、今じゃない。
今はただ、貴方を忘れたくないと言う、この気持ちに嘘はつきたくないから。

そして私は、貴方の記憶の海を、忘却の島に向かって泳ぎ続ける。
いつか、そこに辿り着く日までは、貴方を愛し続けるから。

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