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12/14/2024, 12:10:56 PM

「イルミネーション」


もうすぐクリスマス。
貴方と、初めてのクリスマス。

何処に行こう。
プレゼントは何にしよう。
ケーキは?レストランは?

色々考えるだけでもワクワクしてきて、どんどん想像が膨らんで。
貴方も、私と同じ様に色々考えてくれてる?
同じ位、ワクワクしてくれてる?

近くの街並みや公園で、イルミネーションが綺麗な所を友達に聞いたよ?
何処にしよう?貴方はそんなの好きかな?
私がお願いしたら、行ってくれるかな?

もう何か、一人で勝手に浮かれて、地に足が着いてない。

この、イベント前の空気感が、好きだな~っていつも思う。
終わった後の、何だかしら~っとした感じも嫌いじゃないけど、やっぱイベント前が好き。

毎年イベントは来るし、1年に何回も色んなイベントがあるけど、一つ一つのイベントが全て特別。

でも、こうやって貴方と過ごせる時間の一つ一つも、全部が特別。
イベントでも、イベントがなくても、全ての時間が、私にとっては特別で、最高のプレゼント。

とは言え……
やっぱクリスマスはイルミネーションは見たいかな?

12/13/2024, 11:34:05 AM

「愛を注いで」


植物って、「可愛いね」とか、「綺麗だね」とか、愛を込めて褒めてあげるとよく育つって言うよね。
氷も、綺麗な良い音楽を聞かせると、綺麗な結晶の氷になるって言う。

人も一緒だといいな、と思う。
愛を込めて、溢れる程に注いで。
そうすると、真っ直ぐな子に育つといいな、って。
実際には、自分では愛を注いだつもりでも、相手にはそれが伝わってない事もあるし、残念ながら、注ぎ方を間違っていたりする事もある。

そもそも、私の持論なんだけど、人って自分の器の大きさの分しか人に愛を注げないと思ってる。
器の小さい人は、どんなにその人なりの目一杯を注いでも、器の大きい人の一部にも足りないと思う。

でも、元の器が小さくても、人と触れ合う事で、人を愛する事で、人を大事に思う事で、人の優しさに触れる事で。
どんどん色んな事を考えて、器を少しずつ大きくして、人にも沢山の愛を注げるようになっていくと思ってる。

私もまだまだ人としては色んな物が足りなくて、器も小さくて、反省する事も多い。
って言うか、むしろ反省する事ばかり。
でも、それを自分の糧にして、周りに感謝して、自分も与えられる人になりたいと日々思ってる。

そして、娘にも、周りの人にも、愛を注いでいきたい。

12/12/2024, 11:19:18 AM

「心と心」


人と人との繋がりには、沢山の種類がある。
愛情、友情とかの、心で繋がる関係。
お金、利便性、体面等、打算で繋がる関係。
悪縁、状況により切れない繋がり等、お互いの意思に関係なく繋がれた関係。

いろんな繋がり方があって、それぞれに良い面も悪い面もある。

でも、やっぱり私は、心と心で繋りたい。
どんな関係でも、行き違ったり、状況が変わったりで、その気になれば簡単にその繋がりは切れてしまう。
でも、心で繋がっていれば。

勿論、心で繋がってても切れてしまう事はある。
でも、その心が互いに本物ならば。
そうしたら、又いつか、その関係を紡ぐ事が出来ると思う。
やり直しが、出来ると思う。

それに、やっぱり心で繋がるのが、相手に対して一番誠実でいられると思う。

裏切られる事もあるし、腹が立つ事も、馬鹿を見る事もある。
でも、私は人に対して誠実で居たいから。
だから、これからも、心と心の繋りを紡いでいきたい。

12/11/2024, 10:27:31 AM

「何でもないふり」


家のシロが、ブロック塀の上を優雅に歩いてる。
ゆっくりと、効果音をつけるなら「しゃなり、しゃなり」って感じで。
やっぱ猫って、狭い所得意なんやな、凄いな~と思って見てたら。

突然後ろ足を踏み外してガクンってなった。
すぐに体勢立て直して、落ちずには済んだ。
で、後ろを振り向いて、私が見てる事に気付いた。
そんで、まるで何事もなかった様な顔をして歩いて行った。

でも、私は知ってる。

物凄くビックリしてたやろ?
平気な顔してるけど、お尻尾がとんでもなく太くなってて、表情を裏切って「私、ビックリしました!!」って言ってたよ?
歩いて行った先で、自分を落ち着かせる為に、もの凄い勢いで毛繕いもしてたよね?

そんな、鈍臭いところも又、堪らなく可愛いけど。
シロ、大好きだよ。

12/10/2024, 11:13:33 AM

「仲間」


いつも一緒に遊んでたあの子達。
ちょっとした諍いで、次の日からは私だけがあの子達の敵になったらしい。

無視、悪口、空気扱い。
よくもまぁ、こんな幼稚園児みたいな、拙い、馬鹿らしい事を思いつくな、って思うような嫌がらせ。

昨日までは仲間だと思ってたのに、どうして?
辛くて、悲しくて、悔しくて。
でも、一人でご飯食べてる所とかも誰にも見られたくなくて。校舎の陰で一人でこっそりと泣いてた。

「どしたん?」不意に声をかけられて。
話した事のないクラスメイト。
誰とでもそれなりには喋るけど、誰とも仲良くはない、あの子。
教師受けは、良いか悪いかの二択で、良くも悪くも目立ってる、あの子。
いつもマイペースで、人の視線なんか怖くない、って顔して、いつも堂々としてる、あの子。

何も言えない私。
あの子は黙って横に並んで。
「まぁ、何となく状況は掴めてるけど······」
「無理には話さなくていいよ?ただ、話したくなったら、私で良ければ話聞くし?」
「でも、とりあえずこれだけは、私が言いたい!!」

「あいつら、あんたの仲間でも友達でもないと思うよ?そんな奴らの為に傷付くの、勿体なくね?馬鹿らしくね?私、ツルまないと動けん奴ら大嫌い。」
「良かったやん、これであの子らと縁切れたと思ったら、ラッキーだよ?世の中には縁切り寺とかまで行って縁切ってる人もいるらしいのに、向こうから悪縁切ってくれたやん。超ラッキーやと思うけど。」

ぶっきらぼうだし、口も悪いけど、慰めようとしてくれてるの?って思ったけど。
でも、違う。
いや、違わないけど、多分慰めようとかより、多分この子普通に本音話してるだけだわ。って気付いたら、思わず笑っちゃった。

これが、私とこの先一生の友達に、仲間になる、あの子との始まりだった。
あの時の事、ホントに嬉しかった。
ありがとう。

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