「秋恋」
私の勝手な思い込みだけど、夏の恋は激しく燃え上がるけど、終わるのも早いイメージがある。
秋の恋は、ひっそりと静かに始まって、じわじわと気持ちを育てて。
激しく燃え上がる事はないけど、確実に何かを積み上げてる気がする。
例えるなら短距離走とマラソンみたいな感じ?
でも、実際はいつの恋だろうが始まる時は始まるし、終わりたくなくても終わる時は終わる。
遊びが本気になる時もあれば、これこそ運命と思った恋が悲しい結末を迎える事もある。
でも、どんな恋もその一瞬一瞬は真剣で、楽しくて、嬉しくて。大切で、切なくて、悲しくて。
自分の、相手の、気持ちを大事に育ててる。
辛い恋も、楽しい恋も、全部同じ位大切で、同じ位自分の糧になって。
いつか振り返った時に、「いい恋をした」って言える、そんな恋にしたい。そう言える自分に、なりたい。
「大事にしたい」
私には沢山の大事なモノがある。
お気に入りの香水、洋服、アクセサリー。
本、ぬいぐるみ、オルゴール、音楽、絵。
このアプリで文章を書く事も好き。
友達も、推しも勿論大事。大好き。
仕事も好き。家事はちょっと······というか大分嫌かな?
大事なモノは数え上げたらきりが無いけど。
でも、一番大事で、これからも大事にしたいのは、君。
私をママに選んで生まれて来てくれた君。
君が生まれるまで、怖いモノなんてなかった。いつ死んでもいい、と思って刹那的な生き方をしてた。
でも、君が生まれてきてくれて、初めて怖いと思った。
失うのが怖くて怖くて、世の中の人皆こんな怖い思いを抱えて生きてるって、ホントに凄いな、って思った。
君が可愛くて、愛しくて、大切で。
反抗期で小憎たらしい事も言うけど、片付けも出来ないし、色々と不満も心配もあるけど。
でも、君が一番大事で、これからも大事にしたくて。
君を傷つける全てから守りたい。
って言うか、ホントは箱に入れて取っておきたい位だけど。
でもそれじゃあ君の為にならないし。
大事だからこそ突き放す事もあるけど、でもホントの意味で大事にしたいからだから。
本人には照れくさくて言えないけどね。
「時間よ止まれ」
貴方と出逢ってから、楽しい時間が沢山あった。
同じ時間でも逢えない時間は長くて辛いのに、貴方と逢っている時間はいつもあっという間で。
余りにも時間が早く経ちすぎて、時計が壊れてるんじゃないかと思う位だったよ。
貴方といられる一瞬一瞬がいつも大切で。
楽しくて。嬉しくて。愛しくて。
時間が止まればいいのに、って何度も思った。
でも今になって振り返ると、やっぱり時間は止まらなくて正解なんだよね。
時間をかけて作り上げていく関係性がある。
時間が解決してくれる、苛立ちや憎しみもある。
時間が経つことで熟成される想いもある。
時間が経って、振り返ってみて初めてわかる事もある。
時間を味方につけるか、敵にするかで、人生かなり変わると思う。
人それぞれ長い、短いはあるけど、でも与えられた時間なんだから、どう頑張っても止められないんだから。
だったら、時間を失う代わりに何かを得よう。
人生の糧だったり、楽しい気持ちだったり、思い出だったり。
時間よ止まれ、って願いたいけど、そう願うより大事な物を手に入れよう。
って、失ったからこそ、今、本当にそう思う。
「夜景」
山の上から眺める夜景。
街の灯りがキラキラと輝いている。
当たり前だけど、この灯り一つ一つに生活があって、それぞれの物語がある。
楽しい、嬉しい、美しい物語もあれば、悲しい、淋しい、切ない物語もある。
生まれる命もあれば消えて行く命もある。
生まれる愛もあれば消えて行く愛もある。
一つ一つの灯りの中に、数え切れない程の人々の想いが詰まっている。
でも、こうやって眺めていると、ただキレイなだけで。
そう考えると、物事って、そんな物なのかもしれない。
中から見ると良くも悪くも色々分かるけど、外から眺める分には、実は自分が見たい事しか、相手が見せたい事しか見えていなかったりす?。
汚い、辛い部分を見ないと、知らないといけない時もあるけど、その時以外は、キレイな物を眺めていればいい思う。
必要時にさえキチンと真実を見る事が出来るなら、せめて、夢見ていい時は、見ていていいと思う。
この夜景を眺めながら。
「花畑」
右を見ても、左を見ても。前も、後ろも。
全てが一面の花。
赤、ピンク、黄色、オレンジ、青、紫、ミックス。
色とりどりの花が咲き乱れる。
こんなキレイで壮大な花畑は初めて。
何も考えられず、ただひたすら花に埋もれる。
そのまま目を瞑ると、花の香りがする。
甘い匂い、爽やかな匂い。キツい匂いもあれば柔らかな匂いもある。
このまま眠ってしまいたい······
気が遠くなり、眠りに落ちた、その瞬間。
何故か、眠った筈なのに、見える景色。聞こえる声。
何かの電子音。
私を覗き込む家族の心配そうな顔。
病室の天井。
モニターに繋がれた私。
危なかったみたいだね······