「夜景」
山の上から眺める夜景。
街の灯りがキラキラと輝いている。
当たり前だけど、この灯り一つ一つに生活があって、それぞれの物語がある。
楽しい、嬉しい、美しい物語もあれば、悲しい、淋しい、切ない物語もある。
生まれる命もあれば消えて行く命もある。
生まれる愛もあれば消えて行く愛もある。
一つ一つの灯りの中に、数え切れない程の人々の想いが詰まっている。
でも、こうやって眺めていると、ただキレイなだけで。
そう考えると、物事って、そんな物なのかもしれない。
中から見ると良くも悪くも色々分かるけど、外から眺める分には、実は自分が見たい事しか、相手が見せたい事しか見えていなかったりす?。
汚い、辛い部分を見ないと、知らないといけない時もあるけど、その時以外は、キレイな物を眺めていればいい思う。
必要時にさえキチンと真実を見る事が出来るなら、せめて、夢見ていい時は、見ていていいと思う。
この夜景を眺めながら。
9/18/2024, 10:22:44 AM