朝霧 風/あさぎり ふう

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11/2/2023, 3:38:52 PM

眠りにつく前に陽だまりへ

妄想は陽だまり。

僕は妄想するのが好きだ。想像ではなく、妄想。
想像は、現実にもとずいたもの。
妄想は現実との接点がないものも含む。

妄想の中の僕は、翼があるんだ。大空を羽ばたけるし、魔法だって使える。歌も上手に歌えるし、猫にだって、犬にだってなれる。子鳥と会話だって出来る。
いつもそんな妄想をしているわけじゃない。
誰もいない世界で、ひとり本を読む。ほんの少し日差しが差し込む、僕だけの埃臭い図書館で。時がゆっくりと進んでいく。小説を書いたり、絵を描いたり、歌を聴いたり、ピアノを弾いたり、現実と変わらないようで、全然違う、素晴らしい世界。

僕は布団で妄想することが多い、目を閉じると、僕の世界が広がっているんだ。そこに、手の届くところに陽だまりがあるのに、世界なんて壊して、妄想で世界を変えてしまいたいと、もう現実なんて、見たくないと何度願ったことか、、
どうして、どうして、どうしてどうしてどうして

こっちが現実で、そっちが妄想なの?

10/31/2023, 2:45:14 PM

僕の理想郷とは、どんなところだろうか。

「何さえあれば生きていける?」という質問の答えが僕はもう見つかっている。

僕は、音楽をいつまでも聴いていられる端末と、尽きぬ本たちと、執筆できるもの、あとは絵がかければ生きていける気がするよ。もうずっとそうだ。

音楽、本、書き物、絵、たったその4つで僕の精神は保たれ、どんな苦しみにも立ち向かうことが出来るのだ。好きな物というのはたくさんの力を秘めている。

僕に影響を与える力は、時間を浪費させる力。眠りを促す力。精神を安定させる力。周りの世界と遮断する力。終わりがこなくなる力。

僕は好きなことを始めるとあっという間に時が過ぎる。眠い時はいつの間にか寝落ちしている。悲しくても、苦しくても、どんな感情であろうと、落ち着ける。人の声も聞こえず、時間も忘れて没頭する。お腹がすいても、あと少し、あと少しと終わらせられない。全部僕の大好きな力。

本当の世界から、僕を救い出してくれる。
大切な時間。大人には分からない大好きな時間。

本当の世界なんて壊れてしまえばいいのに。
僕の理想郷は誰にも理解されないかもしれない。
だからって、誰にも壊すことは出来ない 。
お願いだから、この陽だまりを僕から奪わないで。


10/27/2023, 3:21:30 PM

言葉は恐ろしい。
何よりもそれを理解した人間になりたい。

言葉は心だと思う。今まで何度も書いてきた。それなのに、私は簡単に「死ね」と言ってしまえるような人間になりかけている。

中学校に入学してまもない頃、言葉遣いに最新の注意を払っていた。それが、だんだんと荒くなり、人を傷つけるために使ってしまった。最低だ。ありえない。言葉は美しくて大好きだ。それなのに言葉を汚しているのは私自身だ。言葉を悪者にしているのは私なんだ。怒っていたからって簡単に暴言を吐き散らしていいわけが無い。理不尽に人を振り回してはいけない。傷つけてはいけない。

たとえ暴言ではなくても、否定の言葉を吐いてはいけないのだ。肯定するのだ、みんながみんな私と同じ考えでは無いんだ。あのアニメが嫌いだ。その一言で話したくないと思わせてしまうのだ、分かり合えないと線を引かれてしまうのだ。過去の過ちはもう正せない。だから少しでもいい自分でいなくちゃ、言葉を扱う人間として恥じぬ生き方をしなければ、言葉の使い方、それが何よりも上手な人になろう。優しい人になろう。

10/26/2023, 3:11:34 PM

怖くてたまらない。明日みんなの前でミスをしたらどうしよう。私のせいだと、どれほど自分を責めれば償えるだろう。誰も責めたりしない、優しいから。でもみんな心の中では思っているし、帰ったらLINEで呟くの。あの子があそこで間違えなければ、なにか違ってたのかもね。と。怖い、怖い怖い怖い怖い。私、私、みんなに迷惑なんてかけたくない。成功させたい。本当に心からそう思っているよ?私だって失敗したくないよ。笑われたくないよ。みんな望んで失敗なんてしないよ。

先生が言った。もっと自信もって!と。無理だよ、いつもビクビク怖がりながら生きてるの、自信が無いから、上手くいかないことだって痛いほどわかってるよ。自分の欠点なんて、理解してるに決まってる。みんな、分からないフリして目を瞑りたくなるだけで、ちゃんと言われなくても分かってるし、直したいと思ってる。精一杯頑張ってる。

明日が来るのが怖い。自信なんて持てない。それでも、明日の私が少しでも頑張れるように唱える。

大丈夫。大丈夫。大丈夫だよ。

10/25/2023, 2:41:23 PM

言葉は心。音楽は性格。小説は知識。絵画は思考。執筆は発想。

私は生きている。

私にとって言葉とは、想いを伝える手段であり、心の表れだと思う。
言葉は、心。人の心を、思い切りぶつけられたら、大きな傷をおうのも当たり前、大きな喜びを感じるのも当たり前だ。言葉は素晴らしい。

私にとって音楽とは、人それぞれ好きなジャンルも声も何もかも違う。歌詞が好きなのか、声が好きなのか、雰囲気でなんとなく好きなのか、リズムが好きなのか、何を思ってそれを好きと言うかは人それぞれで、流行りに乗りたいだけの人や、バズりたいだけの音楽だってある。顔で売っている音楽もある。私はそんなものを音楽とけして呼ばないけれど、どれも性格が読み取れる。音楽がその人の全てを教えてくれる。人間は皆性格で付き合うものだ。

私にとって小説とは、言葉の集まりで作者が何を大切にしているのか読みとれる。だからこそ、人の心を見ているようで心地よい。誰かの心を知ることは、感情を知ること。感情を知ることはとても難しいけれど、簡単に知識がつく。小説は人の心に触れる。

私にとって絵画とは、見るのも描くのも好きだが、書いている時に思考する内容が1番好きだ。自分と向き合うことが出来る。あらゆることを考えて、思考しながら書く絵は知的で、感情の並が現れやすい。

私にとって執筆とは、とても楽しい。娯楽。それ以外ほとんど意味を持たない。純粋に、文の中に生きる人間達に自分にできなかった。歩めなかった人生を歩ませたい。その一心で書き上げている。とは言うものの、趣味は趣味。本当に娯楽以外の何物でもない。ただ、頭が活性化しているのがよくわかる。本当に楽しいのだ。





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