あおいうみ

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10/8/2025, 1:51:00 PM

愛する、それ故に

愛する、それ故にあなたのためと言う。
本当にそう?
自分に自問自答してみる。
その愛は本当?

例えば、ベランダの野菜や花たち。
少しでも元気がないと気づく。あれ?水が足りない?
暑すぎたかな。寒くなってきたから少し日がさす方へ移そうか。
ここには、無条件の愛がある気がする。
愛する、それ故に日々気にかける。
かけすぎても足りないほどだ。

これが、対人になるとどうなるのか。

子供たちにちゃんとした大人になってほしい。
親なら誰でも思うこと。
身近な人たちに対して、そうでない人に対しても人には期待してしまうのはなぜだろう?
愛を掲げてあなたのためにと、どれだけ自分のエゴを押し付けているのか。


ベランダの子たちの未来など見ていない。
期待?はしていないな。
彼らに対しては今を見ている。ただ、彼らが明日も元気に過ごせるようにと。

おいおい、ろくでもない私という人間よ。
あなたはそんなえらいのかい?
ベランダの子達と人の違いは?
そんな事もわからずに、愛を押し付けてはいけないよ。

なぜだか自制になってしまった。
愛って難しい。



10/7/2025, 1:53:17 PM

静寂の中心で

まっすぐ歩く。
右左と唱えながら。
だんだんと心が落ち着いていく。
自分の声が遠くから聞こえて、足音と重なる。

気がつくと唱えるのをやめていて、なんにも考えてないということに気づく。
気づいたらまた唱え始める。

この合間は静寂。
体だけが、ざっざっと動いている。

静寂の中心は気づかないこと。なんじゃないかなぁ。

10/6/2025, 1:30:49 PM

燃える葉

秋になると近所の坂道の街路樹が色をつける。
何という名前なのかは知らないけれど、真っ赤になる彼らを見ると秋を感じる。

5月になれば新緑が燃えて
秋になれば赤く燃える。

1年のうちに季節ごとに燃える彼らを見ていると、自分は何をしてるんだと思う。
今は100年時代と言われているが、日々を燃えているか?あなたも私も。

明日があると思うなと、自分にいつも思うこと。
明日目が開くことが奇的だと思えば、くだらない悩みを持つこともないはずだ。

そう思っていてもすぐに忘れてしまう。
情けなし。

燃える彼らと惰性の私。
生きてるのはどっちだ?

10/5/2025, 11:53:05 AM

moonlight

夕方買い物に行ったら、スーパーの入り口にお月見団子が並べられていた。
そうか、今日は十五夜だ。
昨日までは覚えていたのに、今朝になったらすっかり忘れていた。もちろん、お月見団子はカゴに入れる。

帰りに坂の途中で、白い丸い月が見えた。
大きい。
まだ日暮れ前だったので、光は発していない。

今日はビールとお団子を持って神社に行こう。
神無月だから怒られまい。
月の下で乾杯だ。光に照らされた銀色のススキも見られるかもしれないな。
毎月満月は楽しみだが、今日はやはり特別な日。

中秋の名月。
昔の人の感性に感謝と脱帽です。

10/3/2025, 10:55:11 AM

誰か

自分のことがわからない。
なにが好きで、何がしたいのかもわからない。
私は誰か?って長い長い旅を続けている。

あなたはあなた。
猫は猫。
犬は犬。
石は石。
花は花。
もちろんそれぞれちがっていて、彼らもみんな唯一無二の誰か。

今、これを書いているのは私。
あ、書いている自分はけっこう好きかも。
スマホに文字が打ち込まれるごとに、私なのかもしれない。
あなたは誰か?答えられる人いますかー?


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