白い吐息
その年初の白い吐息はどうしてあんなにワクワクするんだろう。
大人になっても変わらない。
「わー、息白い!」
必ず声に出てしまう。
冬がきた!と思うからなのか。
秋から冬の境界線のようなものなのかもしれない。
寒くなるぞーと気合を入れて、手袋を探したりするのもこの時期だ。
すっかり冬になれば白い息が普通になり、何とも思わなくなる。
でも、来年もその先もずっと
初めての時は言ってしまうんだろうな。
ワクワクしながら。
心の深呼吸
今日はちょうどこのお題を書ける。
お風呂のあと、ストレッチ、瞑想、そしてぼんやり座ってたらいいお題。
常に家族ファーストをやめようと思っている。
私のやりたいことって何だろ?って考えてた。
1回やめたピアノを弾くのもいいな。
編み物もしたい。
小説も書きたい。
絵も描きたいな。
少しずつ少しずつ心の端っこに引っかかっていたやりたいことを掘り出してみる。
自分と向き合わないと考えることもできないこと。
そしてそんな時間を持てたことがとても嬉しい。
心の深呼吸ができた夜でした。
みなさまも自分ファーストでいきましょうね!
手放した時間
1時間前、1分前、1秒前。
毎日毎秒、時間を手放しながら生きている。
家事をしながら仕事をしながら、どんどん手放している。
私にできることはそう多くない。
時間を手放さないということもできない。
今日はぼーっと座っている時間も多かった。
座って呼吸をしているだけ。
でも、心は穏やかで満足している。
そんな時間の手放し方もたまにはいいな
紅の記憶
おばあちゃんは赤が好きだった。
赤い服、赤い靴、赤い口紅
おしゃれで美人。
大好きだったし今も大好きだ。
おばあちゃんっ子だった私は、子供の時はいつも一緒だった。
グラウンドゴルフについていき、一緒に石蕗をとり、本もたくさん買ってもらったな。
歌が好きで、太鼓も三味線も大好きな粋なおばあちゃん。
ショートしか許されなかった私の髪を初めて結んでくれたのもおばあちゃん。
子供の時はわからなかったけど、母はあの激しい性格に相当苦労したようだ。
田舎の小さな街の中では有名人。
あの家に嫁に行くと大変だと言われていたらしい。
母は他県出身。知っていたら嫁がなかったかもしれないな。
でも、私はおばあちゃんが大好きだ。
そして今、性格が似てきたと言われる。
当たり前だ。おばあちゃんとずっと一緒にいたのだなら。
そして誇りでもある。
あの真っ直ぐな情熱。あれを引き継げたなら嬉しい。
紅からの記憶。
冬へ
冬へ向かう時は少しだけ焦りがある。
12月から3月までにある誕生日ラッシュ、クリスマス、お正月、イベントが続々。
今年もこなせるだろうか?
11月はまだ準備期間
12月が始まるとゴングがなる。
毎年のこと。
気づけば寒い寒いと言いながら3月になっている。
今年の目標は、頑張らないこと。
イベントもほどほどにでいいかな。
力を抜いて、1月の自分の誕生日を素直に喜ぶ準備をしてもいいのかもしれない。
毎日出会う美しい紅葉を見ながらそう思った。
今は余裕あるんだね。
君たちが落ちる時はきっと余裕なく気づいてないのだけど。
こんな気持ちになったのは初めてだ。
歳をとったのねーと思う今日この頃