7/16/2024, 11:37:46 AM
空を見上げて心に浮かんだこと
眩しすぎる太陽を睨むように顔を上げた瞬間、空の青さに目を奪われる。
「帰りたい」
無意識に口からその言葉が出た。
夏休みに流れるアニメ映画を見ながらアイスを食べていた頃の空気に包まれて、片手に持つ書類の入った鞄とか責任とか放り出して帰りたくなったのだ。
しかし、そんな事出来ないのは分かっている。もう俺は大人になってしまったのだから。
ビジネスシューズを鳴らして、俺は夏の空の下を再び歩き出した。
日々家
7/15/2024, 10:47:22 AM
終わりにしよう。
「花火が終わったら、私達も別々に帰りましょう」そう言う彼女の横顔は初めて見つけた時のように美しかった。忘れていた。僕が彼女に恋をしていたはずなのに。
「今までありがとう」
彼女は笑っているのに泣いていた。花火が上がる。皮肉のようにそれは綺麗に夜空に咲き乱れた。
日々家
7/14/2024, 11:00:09 AM
手を取り合って
手を取り合って恋人達が笑い合い、画面が暗くなりエンドロールが流れ出す。私の人生も“幸せになりました”でエンドロールを流してほしい。
日々家
7/13/2024, 11:01:46 AM
優越感、劣等感
優越感、劣等感、浸り過ぎれば毒になる。
日々家
7/12/2024, 11:07:42 AM
これまでずっと
これまでずっと誰にも言えないでいる言葉がある。多分これからも誰にも言うことなく僕の生活は続いていく。
日々家