8/24/2025, 11:57:15 AM
見知らぬ街
――誰も自分を知らない場所に行きたい。よく虫が静かに鳴き出す深い夜にそう思う。
他人に誇れるような事はなく、ただ日々を自分なりにしがみつくように生きている。たまによくやれたと胸の内が明るくなっても、すぐにそれを曇らせる言葉や情報が目に飛び込む。自分の生き方と他人の生き方は違うと線を引けばいいものを、その線は歪んで、私の足元に絡みつく。
布団をぎゅうっと身体にまとわせ、見知らぬ街を想像しながら、私はゆっくりと瞳を閉じた。
日々家
8/23/2025, 1:09:26 PM
遠雷
迫る才能は、いつか僕を容赦なく穿つ。
日々家
7/31/2025, 11:32:05 AM
眩しくて
眩しくてしょうがないからさ、希望しか見えていないその両目を少しだけ閉じて、僕を眠らせて。
日々家
7/23/2025, 2:14:37 PM
True Love
恋とか愛とか言う前に、どんな時も君の隣に居る勇気が必要だった。
日々家
7/20/2025, 1:49:38 PM
今を生きる
今を生きるのに精一杯の私の後ろで、諦めた何かが泣いていた。
日々家