終わりにしよう。「花火が終わったら、私達も別々に帰りましょう」そう言う彼女の横顔は初めて見つけた時のように美しかった。忘れていた。僕が彼女に恋をしていたはずなのに。「今までありがとう」彼女は笑っているのに泣いていた。花火が上がる。皮肉のようにそれは綺麗に夜空に咲き乱れた。日々家
7/15/2024, 10:47:22 AM