6/1/2025, 11:50:59 AM
散歩道を歩いてたら
枝葉に残った雨のなごりが
つむじや眼鏡の隙間に降ってきて
不意打ちで濡れるイヤさを思い出す
5/7/2025, 10:07:23 AM
木漏れ日がうつくしく撮られてて
自然音を丁寧に拾い上げる音響設計がされてて
ことば少なな映画をすーぐ好きになっちゃう
5/4/2025, 1:25:41 PM
岩肌に絶えずぶつかる波を見下ろしながら
頬にあたる熱を感じていた
目線を横に移した瞬間に
熱源はさっと前を向いてしまう
ぬくもりが残る頬に潮風がかすめる
彼女のとがった鼻を目でなぞる
睫毛が震えるのはこちらを向く合図で
また波に目線を戻す
それを幾度か繰り返して
ようやく熱と熱がぶつかった
4/29/2025, 12:49:15 PM
好きと嫌いをを分けるラインの
ちょうど真上に立つあなたに
もう答えをきけない
4/29/2025, 10:00:06 AM
このまだら模様を、
なにもかも暴くような夏の日差しの下に
晒すことがどうしてもできなくて。
夜だけが味方に思えて。
半袖から通した腕はそれでも汗ばんで、
ごく稀にすれ違う人からは隠れようとする。
部屋に戻ると明かりをつけるまでもなかった。
白んだ光のなかで汗をぬぐうために
ボディシートを探した。滲みるはだが悔しかった。