ココロ。
ワタシノココロハドコ?
ワタシハロボットダカラココロナンテモノナイハズ
ナノニ……アナタトハナストタノシクテ
心ガうごいちャウンだ。
だカラ、とギレとぎレデモ、ツタえ、タインだ。
「あなタが……すキデス」
重大なエラーを感知しました。シャットダウンします
重大なエラーを感知しました。シャットダウンします
重大なエラーを感知しました。シャットダウンします
原因:未知のエネルギー、『心』を確認したため。
星に願いをかけて。
きみが還ってくるように。
また、わたしのもとにあらわれてね。
いつもいじめられてる君。
君の背中にはいつも、罵詈雑言が貼りついてる。
なんでこんなことするんだろうね。紙が勿体無い。
毎回、剥がしてあげてるのは僕。
だって、一人しかいない、君の大親友だから。
今日は、趣向を変えて、剥がすと思わせて剥がさなかった。意地悪だって思わないでね。
その代わり、君の背中には僕の名前が貼りついている。君のためなんだからね。
自分のものには名前を書かないとね。
誰にも剥がさせるつもりはない。
僕だけの君だからさ。
君は嬉しそうに微笑んでいる。
気づかないでね。この想い。
遠く……とおくへいってしまう。
キミの記憶が、ワタシの記憶が。
キミを忘れたくない。なのに、
キミの顔、声、もう思い出せないや。
泣きたいほど静かな部屋にはまだキミの残り香が香っていた。
しばらくはキミの面影に縋れそうだ。
もう、キミの名前さえもワタシの頭の中では遠くへ行ってしまったのに。
今では顔さえ分からないキミが、遠くで笑っている気がした。
ワタシも遠くへ行けるよう、準備しないと。
ワタシは静かに縄を手に取った。
そして、軋む縄の音を聞きながら、ワタシは微睡みに堕ちた。
微睡みの中で、ワタシの事さえもワタシの記憶から居なくなってしまう感覚に襲われて、自殺じゃキミに会えないと、虚しくなった。
ワタシは、地獄行き。
もっとキミと遠くなっちゃった。
「今日カラオケ行かない?」
学校が終わった喜びが現れている友達。
「あーごめん。今日忙しいんだよね。」
「すまん委員長!ちょっと手伝ってくれ!」
絶対謝ろうと思ってない先生。
「すみません。今日は用事がありまして……」
つまらない。
つまらない。
私は人のポジティブな気持ちが嘘にしか感じられない。
笑顔は絶対裏があるし、
信じるなんて以ての外。
でも、私は見つけたのです。
私の人生の中の、一筋の光を……!
***
「ただいまー!」
「おっかえりー!!」
ふわふわとした髪。
すべすべの肌。
華奢なからだ。
色白な顔。
ぽかんとあいた口。
パッと見ただけだと、女の子と見紛うほど。
彼はとっても可愛くて……いい匂いがして……
うーん♡♡
大好きが溢れすぎてつい
ぎゅーーっ♡♡
ってしてしまう。
彼は外に出ることはあんまり無いけど、
こうやって私の帰りを待っていてくれる人がいるってだけで嬉しい。
「くすぐったいよ〜」
「ごめん。好きすぎてさ!」
「ぼくもすき!」
その日は、幸せな気持ちで眠りについた。
***
今日は最悪だった。
友達と喧嘩したし。先生にも評価下げられたし。
委員長だから?うるさいな。
もう全部全部どうでもいい。
でも、いいよ。
私には彼がいるんだから!!
意気揚々とドアを開けた。
そこには、誰もいなかった。
なんで?
いつもは出迎えてくれてるのに。
もしかしてなんかあったり……?
疑念に身を任せ、乱雑に私の部屋のドアを開ける。
「ねぇ!なにしてる……の……」
そこには、ぐったりとした彼がいた。
どうして、どうして、どうして。
涙で頬を濡らしながら、
その冷たいからだに触れた時に、
すべて、すべて思い出した。
私が冷たくなった彼を匿ったこと。
冷たくなった彼を持ち帰ってしまうほど
私には心の余裕がなかったこと。
なんだ。
君は、自分が死んでることさえ私に隠していたんだ。
秘密を明かしたら、正気に戻った私がおかしくなってしまうって思って。
どこまでやさしいんだ。君は。
誰も知らない秘密は、
今、私が知ってしまった秘密。
君をちゃんと弔えなかった償いとして、生きよう。
消えていく君の思いを乗せて。
楽しく、幸せに生きよう。
もう、つまらないって言えないくらいに。