やりたいことが僕には沢山ある。死ぬまでにやりたいことリストを作るとしたら恐らく本になる。それくらい僕にはやりたいことがある。ただやるだけじゃなく、ここまで上達したいだとか、この技は出来るようになりたいとか、こんな人と出会いたいとか事細かにある。ひとつひとつ消化しても経験を積む度に新しくやりたいことが増えていく。これをするまでは死ねないだとか、ここまでやりきったからもう死んでもいいだとか僕には無い。最後にやりたいことなんて選べないし、選ぶ前に僕は死んじゃうだろう。お金が無いからまだ出来ないだとか、これを先にやるべきだから一回後回しにしとこうだとか沢山あって手を付けられない物も沢山ある。だから今日は近所を良く散歩してるワンちゃんを撫でることにしよう。おじさんはいつもいいよって言ってくれるけど、少し怖くてまだ撫でられていない。それをしよう。出来なくてもまた今度やろう。ああ、やりたいことが沢山ある。
朝日の温もりだけでは無いが、太陽の温もりに当たるととても眠くなる。体がポカポカしてきて、太陽が眩しくて目を細めているのか、眠くて目が閉じかかっているのかが分からなくなる。たまに釣りをしに行くのだが、ガチ勢じゃないので竿が揺れることなんて殆ど無いまま終わるときもある。海面に浮かぶ浮きの揺れと波の動きとを見るのが好きで、遠くに船が見えたり、地域ネコが歩く姿を見るのも楽しい。所謂何も考えずに過ごすのが好きで、ボーッと見れる対象が沢山ある場所が釣りスポットなのかもしれない。ボーッとするのが好きな私が太陽で眠くなる性質を持った上で釣りをするとどうなるか。竿を持ったまま寝るのである。釣り竿は添えるだけレベルの釣りをしている私は恐らく釣り人から何してんだコイツという目を向けられてるかもしれない。釣れるかもしれないというワクワクも実は持ち合わせているのでガチ寝はしないのだが、まぁふわふわするよね。日焼けをしたくないので加減して帰宅するが、結構こんなのでストレスが発散されるのだ。ストレス発散が太陽さえあれば一応可能なのが少し面白いが、案外行けるのでおすすめだ。てかそろそろ行こうかな?よし今度の土曜日にでも行こう。添えるだけの竿の調子の確認を今からしに行こうかな。最悪浮きと釣り糸があれば良いのだが、見た目の問題だから持っていこう。楽しみだ。
岐路に立つ。右見ても左見ても前見ても後ろ見てもなんにも分からない。上も下でも分からない。斜めとか向いてみたりしても分からず、途方に暮れる。それが岐路だと言われればそうであるのだが、もう少し手心を加えてくれても良かったのでは?もしや私だけなのか?どれを選んでも多分後悔するしある程度までは成功するだろう。それだからほんとに何でも良いのだ。でも選んでしまえば今選んだ私を私は責めるだろう。他のにしとけばもう少し成功しただろうに。だとか、これを思いついたならあっちでの方が利益大きかったな。だとかね。だからと言って他人に決めて欲しいとは微塵も思わないがレールが突然増えるのは困るもんだよな。ある程度整ったレールを走って来たのに急に馬鹿みたいに増えてくるのだ。精々2〜3本だったのが10本程まで増える。そりゃ面倒臭い。脳みその回路がショートしそうになる。それが自立だとか大人なんだと言われれば納得するかもしれないけれど、受け入れたくは無いよね。岐路ってだっるいなぁー。はぁ、腹くくる時が来たか。真面目にこれからに向き合おうか。未来の私が振り返った時に1本の道に見えるようにしてあげよう。これしか選ぶ道がなかったんだって思えるようにしてあげよう。それが今の最善だ。道なのだ。
世界の終わりに君と居たいとは思わない。という貴方は写真だけで良いと言った。どんな終わり方でも君が最後に見た俺の顔は笑顔でありたいと。だから俺を優先しなくて良いよ言った。親兄弟とかと過ごしなと身寄りのない貴方はそういうのだ。私の写真なんかよりも私との時間を欲して欲しかったけれど、貴方はそういう人間だ。好きな人の人生に自分を刻まなくて良いと言うし、自分以外と幸せになっても構わないと言う。自分がその人の幸せになれる自信が無いと言うのだ。私はそんな貴方を好きで居るし、貴方が躊躇いながらも私と共に過ごしてくれることをとても嬉しく思う。不器用ながらも好きと言う貴方、初めて来たと笑ってくれた水族館デート。全てが美しく私の人生を彩っている。貴方が臆病であるのなら私はそれに合わせよう。毎日写真を送ってあげよう。貴方は全て保存するのだろう。フォルダを私で埋めつくしてやろう。そして最後の日には無理矢理隣に立って笑顔じゃない貴方を見てやろう。記憶に残ってる顔じゃなく、その場で美しく可愛い私の顔を見せてあげよう。どんなに泣きじゃくってても恐怖に震えてても貴方は私を不細工だと言わないだろう。私もそうだ。貴方の毎日に私が刻まれて行って、将来感謝してもらうのだ。そして私も感謝するのだ。私を好きになってくれてありがとう、私に合わせて早歩きしてくれてありがとうと大きな声で言うのだ。ビジュが悪くならない内に今日はもう寝てしまおう。明日はツーショにしてやろう。楽しみだ。
最悪だ、死んじゃいたい。死ぬこと以外かすり傷なんて言った人は自殺したんじゃなかったっけ?ああ、こんなこと思ってる暇があるなら死んじゃえばいいのに。それをしないのは俺が臆病だからか、それとも未練でもあるのか、出来れば痛みなくパッと死ねたら最高なんだけどな。はぁ、家族が悲しむだとか、もっと周りを頼れだとか、そんなん分かってるんだけど、どうしようも無いもんはしゃーないんだよな。一人で行動も起こせない癖に文句は一丁前に言いやがる。そんな人間辞めたいよ。人間の残念な所を寄せ集めたような俺に生きてく価値はあるかもしれないが、生きてく理由は
ない。俺が一番被害を受けてるのだ。ほんと勘弁して欲しい。はぁ、最悪だ。朝日が昇る前に眠ってしまおう。日付が変わったことに気が付きたくない。おやすみ俺。