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4/11/2024, 12:00:21 PM

言葉にできないことって、いっぱいある。

「言葉にできないというか……うーん?」

「まさに、その状態だね」

「あぁ確かに!」

貴方は嬉しそうに声を上げた。

「でも、言葉にできないことは、言葉にできなくてもいい……というかさー?」

貴方は、自分が変なことを言っていると思ったのか、少し話をぼかすように言った。

「言葉にできないことを、大切にしていきたいよね。自分にしか分からないことだし」

「ふぅん。言いたいことは分かるよ」

「お、伝わった!」

「そんなことより、あと1杯のむ?」

「飲む!」

今日の夜も、長くなりそうだ。

4/10/2024, 10:54:03 AM

新しい環境、人間関係の不安に心を支配されているこの頃。

まだ慣れない通学路を歩けば、春爛漫という言葉がピッタリなほど、桜が咲き誇っていた。

私なんかとは違って、堂々と、自分の姿を魅せている。

私も、桜のように、春爛漫に咲き誇れたなら。

4/9/2024, 11:54:47 PM

「誰よりも、ずっと愛してる」

分かりやすい嘘。

そんな分かりやすい嘘に、また騙される。

誰よりも、ずっと、あなたのそばに居る。

だから、私の傍からいなくならないで。

4/8/2024, 12:29:43 PM

やる気のない数学の授業。真面目で成績優秀と言われる俺でも嫌になるくらい、説明が下手な先生がやる授業ったら、つまらないったらありゃしない。
だから、俺は今ら予鈴がなっても教室に向かわず、屋上へと向かっている。そこには、俺の仲間が、味方がいるから。

屋上に着くと、そこには3人の女子生徒がいた。俺の、友達でもあり、仲間でもあり、味方でもある、大切な同級生たちだ。
「お、珍しくサボりー?」
スケッチブックを広げて、屋上から見えるグラウンドを描いているこいつは、後輩の朱里。
「次の授業数学でさ。簡単な所だったから、自分で復讐すればどうにかなりそうだと思って。今日は他のことやりたい気分だし」
俺がそう言うと、楽譜を広げている2人の先輩、ゆなとゆりなが口を開いた。
「さっすが!君は頭がいいからね~」
「そういえば、ゆなはこの前の小テストの追試行ったの?ほら、生物の」
「えー、行ってない!」
「あぁ……」
いつものような2人の会話を聞いて、少し安心する。
「さて!久しぶりに4人揃ったしさ、色々話そうよ!」
「おーいいね!君はなにかやる事あるの?」
「うーん、小説の続きを書きたいな。もう少しで完成しそうなんだ」
「お、じゃあ完成したら見せてよ。お前の小説、面白いからさ」
「私にも見せてー!」
好きなことを共有できるこの4人との時間は、俺の大切な存在だった。

これからも、ずっとこの時間を大切に出来たら。
息苦しい生活、色がない生活を、少しでも彩ることが出来るのかな。

4/7/2024, 1:01:22 PM

また、夜がやってくる。

明日のための、準備の時間。

明日から、新しいことがたくさん始まる。

不安だらけで、苦しい夜になりそうだ。

それでも、夕日は沈む。

沈む夕日。私の心も、沈んでます。

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