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3/29/2024, 11:27:08 AM

ひさしぶりに、本を読んだ。

本を読めたら何でも良かったから、なんか最近人気の恋愛小説にした。恋愛小説は大っ嫌いだけど、仕事帰りで頭も働いてなかったし、もう買ってしまったから後悔しても遅い。

家に帰って、ご飯とお風呂と寝る準備を済ませて、帰りに買った本をパラパラ読み始めた。

病弱でとある病院に入院していた女子高校生が、同じ病院に入院している男子大学生に恋をするという、簡単に説明するとこんな感じ。

そこまで長くはなく、1時間くらいで読み終わった。

最後は、ハッピーエンド。恋愛小説のハッピーエンドって言ったら、結果を詳しく書く必要はないだろう。

いいなぁ。私は情けなく、そう呟く。

私のハッピーエンドは、いつ来るのやら。

3/25/2024, 1:41:32 PM

好きじゃないのに、やらなければいけない事って沢山ある。

大人になればなるほど、増えてくる。

嫌いなことも、やらなければいけない。

でも、嫌いを超えた先に、好きがあったら。

好きじゃないのに、やらなければいけない事も、愛せるかも。

3/24/2024, 10:37:11 AM

「ところにより雨、かぁ」

気だるそうな、欠伸混じりの声。

「お出かけの予定だったのに、まさか雨が降るとは」

昨日までは、今日は快晴だと天気予報では言っていたのに。窓を見ると、快晴とは言い難い灰色の雲が青い空を隠していた。家の中は暖房が着いているから暖かいけど、多分外は相当寒い。最高気温7度とか美人な天気予報のお姉さんが言ってた気がする。

「雨降るとか言われたら、出かける気になれないじゃない~」

ボサボサな栗色の髪をいじりながら、貴方はそう言った。面倒くさがりの貴方の事だから、私はこうなることを何となく分かっていた。

「じゃあ今日は家にいる?」

「賛成~!ゲームでもしよ!」

私は、雨でも出かけたかったけれど、しょうがない。

でも、貴方と一緒にいられれば、どんなことをしても、どこに行っても、楽しいことには変わりないから。

いろんなゲームソフトを貴方が取り出した時、ポツポツと優しく雨が降り出した。

3/23/2024, 10:02:35 AM

誰しも、特別な存在というものがいる。

じゃあ、私は誰にとって特別な存在なの?

3/20/2024, 11:33:15 AM

私は、ステージの上にいた。

5年前の記憶。とあるコンサートの日に、ソロを任されて、私はそのソロで人を感動させたかった。

だから、沢山練習を重ねて、自分の身も心もズタズタにした。

だからか、本番の日、耳が聞こえなくなった。

急な事だった。今どこを吹いているのか、何を吹いているのかが分からなくなった。

でも、私は今その瞬間にいる。

きっと夢なのだろう。だって、私はもうステージの上に立つことなんてないんだから。

これが夢なら、夢が覚める前に、このソロを吹ききってみせる。

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