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3/8/2026, 1:59:47 PM

お金よりだいじなもの

俺は貧乏で、あいつは金持ち。
だから近づいた。金が欲しかったんだ。
しかしどうやら、あいつは俺のことが好きらしい。
ただ媚びていただけなのに。滑稽だ。
金しか取り柄のないやつなんて、どうせ俺みたいなのに利用されるのがオチだ。
金払いはいいし、付き合ってやることにした。
もっといいカモが見つかれば、その時に捨てればいい。
——そう思っていたのに。
なんでだ。
なんで、なんで、なんでだ。
俺はあいつが嫌いだ。
好きじゃない。全然好きじゃない。
むしろ嫌いなはずだ。
それなのに、どうして——
気づけば、あいつの笑顔をもっと見たいと思っている。
おかしい。
気持ち悪い。
こんな感情、知らない。認めたくない。
なのに、
俺の心臓がうるさいくらいに叫んでいる。
——お前が大切だ、と。

2/28/2026, 11:16:39 AM

遠くの街へ

紙飛行機を投げる。
君が受け取ってくれますように。

2/7/2026, 12:56:16 PM

どこにも書けないこと

お前は、俺がお嬢さんのことを好きだと思ってただろ。
でも違う。本当は、お前のことが好きだった。
これは墓場まで持っていく。
たとえお前がお嬢さんと結婚しても、変わらない。

それでも、
お前の一番の理解者は俺でありたい。
一番近くで、お前を見ていたい。
こんなこと、どこにも書けない。
だからせめて、友達でいさせてくれ。

1/2/2026, 9:55:03 AM

新年

あけましておめでとう、と誰に向けるでもなく呟いた。
あいつが今どこにいて、何をしているのかは分からない。
もう同じ空の下にいるのかさえ、確信はない。

去年の最後に交わした言葉を、何度も思い返す。
優しかったのか、冷たかったのか、自分でも分からないまま終わった会話。
あいつは何を思って、あの背中を向けたんだろう。スマホの画面を開いて、閉じる。

送らない。送れない。でも消せない。
もし今、あいつが誰かの隣で笑っていたら。
もし一人で、同じ夜空を見ていたら。
どっちでもいいはずなのに、どっちも少しだけ苦しい。
結局、送信はしなかった。

あけましておめでとう。

今年も、どこかでちゃんと生きていろ。

9/23/2025, 12:20:56 PM

僕と一緒に

君がいなくなった。

僕との約束は、忘れたらしい。

君がいないと何もできない。
食事も喉を通らないし、眠ることもできない。
楽しさも哀しさも感じなくなった。
君といたときだけ、僕は感情を持てていた。

僕は君にとって、何だったんだろう。
結局、約束を破って勝手に消えた。
僕は君にとって大した存在じゃなかったんだろう。

君が僕を嫌っても、僕は君を好きだ。
愛している。
……いや、そんな安っぽい言葉で片付けていいのか。
君がいたから僕がいた。僕は君そのものだった。

あの約束を、君は苦笑いしながら受け入れた。
一緒にいくって、言ったくせに。

――嘘つき。

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