きみに恋♡している
好きなひととの
距離を取る
見つからないように
距離を取る
バレてしまえば
何を言われるのか
わからない
わたし
もしかしたら
ストーカーしているよね?
犯罪なんて
絶対しないけど
それなら
きみの恋♡を盗みたいよ♡
ギリギリの距離で
攻め込んでみる
ギリギリ
あと1ミリの所で
後ろについてみる
不思議なことに
気づいていない
きみはスマホを見ながら
歩いているから
気づいていない
スマホみながら
横断歩道の信号機は点滅
車が横断歩道に向かってくる
危ない・・・・・
わたしは
きみの手を掴んで
車との距離が
ギリギリの所で止まった
あぶないじゃないの
何やっているのよ
スマホなんか見て
わたし
いなかったら
きみは車に轢かれていたよ
でも本当に怪我しなくてよかった
逆にわたしが
後ろからついてきたおかげで
それは
奇跡的にきみを助けることができた
きみの恋♡をしている
その気持ちは
今日のことで
何かが変わりそうな気がした
泣かないで
いつもきみは
女の子みたいで泣き虫だけど
そんなきみは好きだよ♡
きみが
泣きたくなったとき
わたしは
いつも鞄の中に
たくさんのハンカチを入れている
ハンカチは
すべてわたしの手作り
趣味でもあるからうれしい♡
わたしが
ちゃんときみの涙を
拭く役目になっている
まるで
お姉ちゃんみたいで
なんだか変な感じ
きみを例えると赤ちゃんみたい
子供をあやすみたいに
可愛い♡
よしよし
大丈夫だよって
慰めてあげたりもする
気持ちが優しいひとって
一緒に泣いてくれる
一緒になって
色々と考えて
胸が高鳴って
想いがあふれすぎて
涙に変わってしまう
泣くことは
恥ずかしいことじゃないよ
泣くことは
明日への糧だよ
泣くことは
自分自身を
変えてくれる第一歩
泣けば泣くほど
いつしか
きみの涙によって
わたしを
きみの心の中にある
涙の世界へ行ってみたい
美しい涙で作られた
お風呂とか
水の都と言われた世界の
涙のすべてを見てみたいから
自販機が
冷たいから
ホットに入れ変わった瞬間
冬はもうそこまで
来ているんだと実感した
なぜかわたしは
今年初のホットコーヒーを買って
家でこたつに入りながら
ホットコーヒーを
飲んでいると
天気予報の時間がやってくる
すると
北海道で初雪が降ったと
天気予報のお姉さんが
少し驚いた表情で伝えている
外気が
寒くなればなるほど
冬の音楽も
なんだか恋しくなって
無性に聴きたくなる
冬のバラードには
素敵な音楽がいっぱいで
目を閉じて聴いていると
好きなひとと
手をつないで
温め合ったりもした♡
冬のはじまりは
体温に感じながら
一気に襲いかかってくる
狼の群れのような気持ちになった
学生の頃の
わたしたちの青春を
終わらせないで
まだ青春を満喫しながら
あの頃のふたりに
戻りましょう
まだ制服が着られる
あまり体型が
変わらないせいもあって
ちょうどグッドサイズ♡
あなたの制服着ましょうよ
あなたも一応
制服着られたね♡
なんだか恥ずかしい
だけど新鮮な気持ちもある
ふんわりとした
春の季節
今のあなたに
はじめて出会えた奇跡
あなたは
カッコいいひとで
わたしは一目惚れをした
クラスは違っても
わたしは
あなたをずっと見ていた
何かのきっかけを探して
近づきたい
その思いが
叶う日がやってきた
それから
わたしは毎日のように
あなたとたくさん関わるようになり
いつしか告白をし
付き合うようになった
そして
高校・大学・社会人になって
わたしたちは結婚をして
今現在に至る
せっかくだから
このまま
街を歩いていたら
どんなふうに
思われてしまうんだろう
制服のコスプレとか
思われたりしてね
こうして
再び
お互いに制服を着ていると
本当に初恋の頃を思い出す
懐かしい
あれから何年経っても
わたしの心の中は
初恋のまま
ずっと時間が止まったままでいる
愛情の優しさで
たくさん泣いた日
あの日の時間は
もう二度と戻らない
愛情があるだけで
わたしは生きて来れた
わたしのこと
すごく可愛がってくれた
わたしはまるで
子猫みたいに
あなたの優しさに
毎日のように甘えていた
わたしの大好きな
ケーキを焼いてくれた
あなたの手料理は
美味しすぎて
わたしは太ってしまったけど
どんな体型でも
わたしを愛してくれた
愛情って
言葉の響きを聞くだけで
素敵に聞こえる
だけど
その愛情が
悪い方向に行ってしまえば
一巻の終わりになってしまう
怖いし恐ろしい
もしあなたが
わたしを
裏切ってしまったら
わたしは
もう絶対に生きていけない
その日偶然に
あなたとの悪夢の夢を見た
わたしは泣いてしまった
あなたの胸ぐらを掴んで
わたしあなたと別れたくはない
あなたが素敵すぎて
あなたがわたしを選んでくれた
ちゃんとわたしの性格を知ったうえで
一緒になってくれた
絶対に絶対に絶対に絶対に
わたしの前から消えないでね
涙を流しながら
わたしは訴えていた
あなたは
わたしの
涙を優しく拭いてくれた
涙の分だけ
わたしは
あなたを一生
愛し続け
たくさんの愛情を全力的に注く
こんなわたしだけど
これからも
たくさん
泣いてしまうかもしれないけど
よろしくお願いします
涙のあとの
あなたが焼いてくれたケーキは
最高でした
ごちそうさまでした