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6/27/2024, 1:39:27 PM

「ここでは無いどこか」

少年と父親は冒険家だった。
いつもと変わらず朝食の準備をしてい時、足元が揺れた
「地震か?」
2人はじっと様子を伺う。
すると周りが霧に包まれた。
霧の奥から3人の男が来て言った。
「探したぞ、ギル」
3人が少年の父親を連れていこうとしている。
少年と父親は抵抗した。
しかし彼らの力は絶大ではが立たなかった。
1人が父親を拘束され霧の中へ消えていく。
少年は叫んだ。
「父さん!父さん!」
少年は気絶されられた。
「ねぇ、ねぇ起きて!大丈夫?」
少年は見知らぬ森にいた。
「ここはどこだ」
見覚えのない景色に困惑する。
「ねぇ、あなたどこから来たの?」
元気な少女が質問攻めをしてくる。
「私はカイリ!近くの村に住んでるの。そうだ!案内するよ。」
カイリに案内されて村へ
「よそ者は出ていけ!」
村人は反対だった。
どうやら最近村が襲撃にあったらしい。
幸いにも死傷者はなし。
しかし食べ物が奪われてしまったとのこと。
「この人はそこで倒れていたの!奴らは近くにいなかった。」
カイリは村人に説明してくれた。
村人は少し悩み少年を歓迎することにした。
少年とカイリは夜更かしをするほど長話をしていた。
カイリ「あなた名前は?」

少年「ハンジだ」

カイリ「そうかハンジ!さっきも聞いたけどあんな所で何してたの?」

ハンジ「実は、、 、」

カイリ「そうだったのか。お父さん助けに行くの?」

ハンジ「もちろんだ!一刻も早く助けに行きたい。」

カイリ「そうだよね。そいつらの情報を村長に聞いてみたら?ひょっとすると村を襲ったヤツらと同じかもよ」

ハンジ「そうだね、明日聞いてみるよ」

話しているうちに2人は寝てしまっていた。

虫も鳴くのをやめた夜遅く
ハンジの背後から誰かが忍び寄る

ハンジは気づいていない。

「お父さんはもう死んだのに残念だったね」

そう言うと寝ているハンジのクビに斧を振り落とした。

切られた瞬間ハンジは首のない自身の体を目にした。

「ハァッ!!ハァハァハァ」
「首、ある。痛くもない。あれは一体、、」

状況が飲み込めずにいた。
冷や汗を垂らして息も切れていた。
そんな時に後ろから声をかけられた。
嫌な汗が身体中から溢れ出た。
「大丈夫?あなたはどこから来たの?」

6/26/2024, 2:15:22 PM

僕はね生活が苦しいんだ
給料が入っても
取られ取られ
減らされる一方
貯金?
そんな余裕無い
節約?
もう限界
解決策?
そんなものない
メガネが死ぬとか
アホどもが殺されるとか
僕はね
自分で言うのもなんだけど、
優しい方だと思うんだ
他人が喜ぶ顔が好きだし
頑張っている人を見ると応援したくなる
そんな僕でも
彼らの顔を見ると
殺意が湧く
僕が1年働いでも手にすることが出来ない裏金を
あいつらは平気で使ってる
笑いながら法定改正をテレビで放送
見かけたら殺してしまいそうな程に
ぶっ殺したい
人間は要らない
ほんとにそう思う
人間がいるから
地球も腐っていく
この辺でもう一度滅んどけばいいんだ
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねクソダボメガネザル

6/25/2024, 1:33:02 PM

「繊細な花」

花はいつまでも咲いている訳では無い。
時がこれば必ず枯れる。
それでもまた花を咲かせる。
どんなに醜く枯れ果てても
負けじと新しい花を咲かす。
花は強い。
その身が細く虚弱だからといって
どんなに強い嵐にも
どんなに大きな雨粒にも
負けずに花を咲かせている。

美しいとは見た目だけに
言って上げるものではありませんね。

その生き様全てが繊細に美しい。

6/16/2024, 3:17:46 PM

「1年前」
1年を無駄にしたくないとか
暇だから勉強したいとか
俺にはよく分からない
なんのために頑張っているのか
頑張った先に何があるのか
そもそも何になりたくて努力しているのか
努力していると言うやつに聞くと
答えられない
それは極小数なのかもしれない
俺は自信を持って言える
そんなヤツらよりもコツコツと夢に向かっている
俺の方が1年を無駄にしていない
断固としてそう思う
否定したいならすればいい
否定されたことを否定する気は無い
言いたいなら言えばいい
ほっとくだけ

6/8/2024, 4:54:42 PM

「岐路」
自分のことは自分で決める
助言は聞くが参考にするかは自分で決める
結果を伝え僕の選択に口を出しても聞かない
でも、あれだけは後悔した
己の弱さと経験の浅さに酷く悔やんだ

夢を見た
中学校の頃の夢だ
廊下を歩いていて
当時仲の良かった2人が話しかけてきた
「よう!お前は何してたんだ?俺は、」
最後まで言わずに場面が変わった。
「早く並べよ。お前は俺の前だろ?」
教室の前に立つ友達が言った。
どうやら掃除が終わり整列をしているところだった
「あぁ、わりぃ」僕が言った。
「ご苦労様でした。」放送の号令と共に全員が言う。
続々と教室に入っていく。
席順は出席番号順
僕は5列あるうちの廊下側から2列目、
前から2列目だった。
夢だから勘弁して欲しいのだが、
気づくと給食を食べていた。
仲良く談笑していた。
夢だという自覚はなかった。
だが、なんだか懐かしくて泣きそうになっていた。
友達が笑って言った。
「どうした?泣きそうになって、フラれたか?w」と。
僕は高校の時、当時好きだった子にふられた。
その子とは中学校同じクラスだった。
明るく元気だが、どこか小心者の彼女は
僕によくちょっかいをかけてきた。
僕はそんな彼女といるのが楽しかった。
その時は好きという感情はなかった。
ただ楽しかった。
僕は長いこと片思いをしすぎた。
ふられるのはわかっていた。
でも、話しているだけでも辛かった。
叶わないのに期待してしまうから、
彼女には申し訳ないことをしたとおもう。
そんなことを思っているのに僕は告白をした。
僕が告白された側なら
例え恋愛感情がなくてもフルのは心苦しいからだ。
でも、ケジメをつけたかった。
彼女自身に付き合うのは無理と言ってもらえれば
諦められると思った。
夢の中廊下をあるっていると、
「あれから何してた?」
「フラれて元気無くしてた?」
笑いながら話しかけてきたが、
その笑い声には悪気はなかった。
仲の良い友達同士で言い合うような、
冗談、ジョークだった。
「うるせぇ、振り向かずに前進してるんだよこっちわ」
と、僕は言った。
声のする方を見ると彼女がいた。
夢だからぐちゃぐちゃの設定だが、
目の前にいる彼女は見た目も中身も中学校のまま
だが、記憶は高校の時のようだった。
その姿を見て、夢だと自覚した。
同時に夢でよかったと思った。
「遅いよ、言うのがさ。もっと早く言ってくれたら、それこそ中学校で言ってくれたら、付き合ったのに。」
そう照れながら言われた。
「やめてよ。僕は君と一緒にいれないと思った。」
僕がちんたらしている間に君には彼氏が出来ていた。
「友達ならいいじゃんって言ったのに、
どうして友達もやめたの?」と、彼女が言った。
「いつまでも話していたら、忘れられないだろ、お前への感情をさ」僕が言った。
「そうだよね。でも、話せて楽しかった。夢の中なのに不思議だよね。」彼女が言った。
僕驚いて彼女に聞いた。
「君は本物?夢の中の人物じゃないの?」僕が聞く
「本物だよ?証明は出来ないけど、、」彼女が言った。
僕は少し間を置いて深呼吸をした。
「もし、本当に君も夢を見てたとしても僕に連絡はしないでくれ。」途中から泣きながら僕がお願いした。
「うん分かった。じゃあもう少し話そうよ」
「今は幸せ?楽しくやってる?」僕が聞く
「うん、楽しいよ。学校でも友達できたしね!」
彼女と少しばかり思い出話しをしながら夢の中を歩いていた。
彼女と理科の実験をしたこと、給食を一緒に食べたこと、掃除の時にふざけたこと、あげればキリがない。
僕は何度泣いたか分からない。
彼女以上の女性が居ないと分かっていたのに
彼女のことを忘れると決意したから、
そんな時にまた話すことが出来たから、
夢の中の僕はまだ話している。
でも僕の意識はそんな僕を見下ろしながら空へと上がって行った。
もう終わりか、もっと話したかったな。
そんなことを思い彼女を見下し考えた。
(彼女は傷ついだろうか。僕がこんなことを思っていたとしって、辛くはならないだろうか。)
夢の中の僕と話しているはずなのに
見下ろす僕を真っ直ぐ見つめて
「また会えたら友達としてゆっくり話そうね。」
そう言って手を振っていた。
目覚めた僕は今までないほどに泣いていた。
拭いても溢れてくる。
凄く寂しかった。
同時に嬉しかった。
僕は間違った選択はしていなかった。
夢に出てきたのが本物でも偽物でも、
彼女は僕を友達と言ってくれた。
笑顔を見せてくれた。
今が幸せだと教えてくれた。
それが、僕の期待通りだった。
彼女が幸せならそれが一番だった。
でも、やっぱり考えてしまう。
彼女を幸せにするのは自分が良かった。
他の男が彼女を思うのは凄く悔しかった。
当時の僕はこうなることを考えていた。
覚悟はしていたんだ。
覚悟を決めたから岐路を進んだ。
僕が彼女のことを忘れる道を。

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