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11/23/2024, 7:26:15 PM

「落ちていく」

目を閉じる

鼻で呼吸し

耳を澄ます

落ちていく

どこか分からない場所へ

落ちていく

そこは暗く

音がしない

だが色々見える

色々聞こえる

頭が作り出した

記憶の景色と声

それは心を癒すよう

調節されている

誰がしているのか

夢の中のあなた自身

共に助け合う仲間

そう考えれば

楽しくない?

11/14/2024, 1:51:52 PM

「秋風」

それは雪が降る前にやってくる

近くにいるが見れない

歌を歌うが声は出ない

触ってくるが触れない

あちらから一方的に寄ってくる

冷たくも暖かい秋風が

僕らの頭を撫でに来る

10/20/2024, 1:44:25 PM

「始まりはいつも」

考えるなって言うんじゃないけど
考えすぎても疲れるだろ
気づいたら手が動いている
気づいたら歩み始めている
気づいたら笑っている
そういう気の緩みもたまには必要だ
始まる前に考えるんじゃなくて
始まってから考えればいいんだよ

10/3/2024, 2:36:20 PM

「巡り会えたら」
夢のために真っ直ぐでは無いけれど進み続ける者
道半ばで断念しまた別の夢へと歩出そうとしている者

止まるという考えは両者共に無い

零時の方向に進みたいのに三時の方向に進んでも
止まることだけはありえない

ゆく道は違えど
ぶつかることがあるかもしれない

共に歩んできたものが引き返してしまうかもしれない

歩むうちに1人になるかもしれない

でも心配は要らない

必ず巡り会えるから

9/7/2024, 2:36:31 PM

「踊るように」

僕の村には定期的に開催される祭りがある。

それは死者を弔うもので日本の葬式のようなものだ。

村の長老が無くなった。

誰よりも村のことを思う人だった。

長老には夢があった。

それは「自分が死んだ時、悲しみに涙をするのではなく
笑って見送って欲しい」というものだった。

長老は悲観的なことが嫌いだった。

知人が無くなったら悲しいものだ。

皆涙し、踊って弔う。

その日は長老の弔い日。

笑って送って欲しいという長老の願いにみなが答えた。

踊りながら村のみんなは
「長老、今までありがとう。」
「あの世でも幸せに!」
「村のことは私たちに任せろ!」
皆が長老への最後の言葉をかけていた。

皆、終始笑顔で楽しそうに
踊る彼らの目には涙が流れていた。

〜Ending〜
In,Gandhara,Gandhara
They say it was india
Gandhara,Gandhara
愛の村 ガンダーラ

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