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「ここでは無いどこか」

少年と父親は冒険家だった。
いつもと変わらず朝食の準備をしてい時、足元が揺れた
「地震か?」
2人はじっと様子を伺う。
すると周りが霧に包まれた。
霧の奥から3人の男が来て言った。
「探したぞ、ギル」
3人が少年の父親を連れていこうとしている。
少年と父親は抵抗した。
しかし彼らの力は絶大ではが立たなかった。
1人が父親を拘束され霧の中へ消えていく。
少年は叫んだ。
「父さん!父さん!」
少年は気絶されられた。
「ねぇ、ねぇ起きて!大丈夫?」
少年は見知らぬ森にいた。
「ここはどこだ」
見覚えのない景色に困惑する。
「ねぇ、あなたどこから来たの?」
元気な少女が質問攻めをしてくる。
「私はカイリ!近くの村に住んでるの。そうだ!案内するよ。」
カイリに案内されて村へ
「よそ者は出ていけ!」
村人は反対だった。
どうやら最近村が襲撃にあったらしい。
幸いにも死傷者はなし。
しかし食べ物が奪われてしまったとのこと。
「この人はそこで倒れていたの!奴らは近くにいなかった。」
カイリは村人に説明してくれた。
村人は少し悩み少年を歓迎することにした。
少年とカイリは夜更かしをするほど長話をしていた。
カイリ「あなた名前は?」

少年「ハンジだ」

カイリ「そうかハンジ!さっきも聞いたけどあんな所で何してたの?」

ハンジ「実は、、 、」

カイリ「そうだったのか。お父さん助けに行くの?」

ハンジ「もちろんだ!一刻も早く助けに行きたい。」

カイリ「そうだよね。そいつらの情報を村長に聞いてみたら?ひょっとすると村を襲ったヤツらと同じかもよ」

ハンジ「そうだね、明日聞いてみるよ」

話しているうちに2人は寝てしまっていた。

虫も鳴くのをやめた夜遅く
ハンジの背後から誰かが忍び寄る

ハンジは気づいていない。

「お父さんはもう死んだのに残念だったね」

そう言うと寝ているハンジのクビに斧を振り落とした。

切られた瞬間ハンジは首のない自身の体を目にした。

「ハァッ!!ハァハァハァ」
「首、ある。痛くもない。あれは一体、、」

状況が飲み込めずにいた。
冷や汗を垂らして息も切れていた。
そんな時に後ろから声をかけられた。
嫌な汗が身体中から溢れ出た。
「大丈夫?あなたはどこから来たの?」

6/27/2024, 1:39:27 PM