無色の世界はどんな世界だろう。
何色にも染っていない、透明な世界だろうか。
人には個性がある。
一人一人が違う色を持っている。
まさに十人十色だ。
だからこそ、無色の世界は何も無い。
何も無いからこそ、これから"何か"をいれる。
其れによって色が付く。
無色の世界は透き通っている。
何も無い、
唯静かに、
時間が止まった様に、
変化が無い。
個性という名の色があれば、何かと変化はある。
年を追うごとに個性という名の色は変化する。
だが、変化したとしても根元は変わらない。
つまりは、色の系統としては変わりがない。
無色の世界は、廃人の世界。
廃人は、精神がやられちゃってるから。
何も考えられない。
何時か世界から色が消えたら、見えなくなったら?
其れは心が、感情が薄れていたり、壊れていたり。
自分を大切にしないとね。
何時か無色の世界を目の当たりにするだろう。
その時感じる事は何だろうな。
個性は人それぞれ。
被ることは有り得ない。
だからこそ、自分だけの、
自分に合った色を
見つけたいな。
お題〚無色の世界〛
桜散る夜は、宴を開く。
満月の夜には酒を。散りゆく桜吹雪を。
昼間は明るく、美しい桜。
だが夜には儚く散ってゆく美しい桜となる。
『桜の木の下には死体が埋まっている』
そんなことを聞いたことがある。
この言葉はとある短編小説の冒頭の言葉である。
とても綺麗で、美しい桜の木。
その見事な桜が咲く理由は、
"桜の木の下に死体が埋まっているから"
と考えている主人公。
『生』の真っ盛りの桜に、『死』を重ね合せて、
神秘という不安から主人公は解放され自由になる。
そんな考えを書き記された短編小説がある。
この有名な、
『桜の木の下には死体が埋まっている』
という言葉はこの小説が元になっている。
"桜の木の下に埋まる死体"
この事を考えながら夜、桜を眺めていると、
散っていく桜が、桜の木の下に埋まっているかもしれない死体が、
天へと還って逝くように感じられる。
そう考えると僕達は今、
桜の木の下に居るので、
誰かの死体の上で宴を開いている。
皆さんはこの言葉を聞いて、どう感じましたか?
散っていく桜をどう思われますか?
お題〚桜散る〛
"好き"
たったの二文字。
けれどもそれが言えなくて、
伝えたくても、伝えれなかった。
私は、彼が好きだった。
けれど、彼は親友が好きだった。
親友は、私の恋を応援していた。
相手が誰かは教えてなかったけど。
親友には、彼氏も居た。
彼も、分かっていた。
あの子には、届かぬ思いなんだって。
けれど、恋をしてしまっていた。
私も、叶いそうにない恋をしていた。
結局、私は言えなかった。
届かぬ思いで終わらせようって、
彼には知られなくてもいいって、
そう、決めたから。
自分の思いに蓋をしたから。
でも、やっぱり、伝えたかったなぁ...。
届かないってわかってる恋。
片思いは辛いなぁ(笑)
私の想いが、どうか、届きませんように。
届いたら彼、今までみたいに"友達"として、
接してくれなさそうだから。
私に親友の、恋愛相談までしてたんだよ(笑)
私は、貴方の事が好きなんだよ。
お互い片思いを拗らせてるね。
ある意味お揃いかな?
はぁ、
ホント、辛いなぁ....
片思いが、こんなにも辛くて、苦しいなんてさ。
知りたくも無かったよ。
お題〚届かぬ思い〛
神様、貴方はこの世界をどう思われますか?
僕はこの世界が綺麗なようで、汚れて感じます。
この世界には幾つも美しいものがあります。
そして、儚くもあります。
人間もまた、其の一つと父は言っていました。
ですが僕には、汚れて見えます。
平気で嘘を吐く者、人を壊す者、
お金でものを言う人、人を苦しめようとする人。
世の中はそんな人でいっぱいだと、僕は思います。
ですが父は、
『それもまた人の性というもの。そうなってしまうのには何か理由があるからだ。それに、そんな人達ばかりでは無いのだよ。』と言った。
だから僕は、「父様にとって、一番素敵だと思える人は?一番汚れていると思う人は?どんな人なの?」
『努力をして夢を掴んでいる者など、努力を惜しまない人がステキだと感じるよ。でも、人を騙して利益を得ようとする人や、人を殺してしまう人は余りよく思えないな。』と父は言った。
そんな事を父は言っていたが、僕には矢張り、理解が出来なかった。
父は殺された。
父を殺した人は、「唯の八つ当たりで殺った」と言っていた。
不思議だ。
父のように優しく、おおらかな人間は殺されて、
彼のように己の気分で人を殺した者は生きている。
罰は与えられてるけどね。
神様は何故、このような世界をつくったのだろうか。
僕には理解が出来ないな。
とても不思議だ。
どうか答えを教えてください、神様
お題〚神様へ〛
梅雨の時期。
今日は珍しく快晴だ。
空が晴れてると心も明るい。
梅雨の時期は雨が殆ど。
だから晴れの日は嬉しい。
快晴だともっと嬉しい。
こんな日は外に遊びに行こう。
友達誘って出掛けよう。
家族とでも楽しいな。
犬の散歩も何時もより楽しくなっちゃう。
海に行ったり、川遊びをしたり、プールに行ったり。
山へ行ったり、ピクニックしたり、お昼寝したり。
色んなことが出来ちゃう。
あーあ、早く梅雨が終わらないかな。
雨は悲しくなっちゃうや。
雨は神様が泣いてるって友達が言ってたな。
梅雨の時期は悲しいことがあるのかな?
お題〚快晴〛