I LOVE、、
これに続く言葉はやはりYOUが真っ先に思い浮かぶ。
直訳すると「私はあなたを愛しています。」
だが、日本人は「愛してる。」という。
外国人の友達が言っていた。「これじゃ誰が誰を愛しているかわからないよ。」確かにそうだ。
“アイラブユー”・“あいしてるよ”同じ6文字でも
英語の方が意味が含まれている。いや果たしてそうか、
「100%伝えてしまうとかえって
80%しか伝わらない時がある。」
「逆に80%しか伝えていなくても
120%伝わる時がある。」
僕の大好きな野田洋次郎が言っていた。
全て含ませるのではなく、不鮮明だからこそこの
「愛してる」は特別なのではないか。
あなたにとって特別な夜とはどんなものか、
星が瞬く夜、大切な人と眠る夜、バカな友達と騒ぐ夜
明け方や黄昏時とは違い、夜はいつだって暗く静かだ。
夜は人を孤独へと誘う。人々は闇に呑まれ沈む。
夜は人を自分と見つめ合わせる。
ボロボロな夜、無気力な夜、消えてしまいたくなる夜。
その全てが特別で幸せなことらしい。
今はまだ気付けないが、そんな夜も、悪くない。
霜降る朝、
最近買った毛布が仕事をしてくれない。
冬の朝は布団から出られない。
だが今日は久々のなにもない休日、紅茶を淹れて
もうしばらく布団にくるまり丸くなる。
「さて今日はなにをしよう」
冬は時間がゆっくり流れる。
冬は本当の自分でいられる気がする。
紅茶で舌を少し火傷しながら観たい映画を探す。
手放した時間、
それは決断と後悔が伴う。
自分で選択した場合もあれば、
そうせざるを得なかった場合もある。
あの時手放していなければ今はどうなっていただろう
そう考える夜がある。
時間を巻き戻す術は存在しない。
過ぎ去った過去はもう戻らない。
そんな時間に憧れを抱きながら、
掴んだこの今という時間を生きていく。
1秒1秒が過去であり、未来であり、現在である。
「〇〇日までに提出してください」
そう言って先生は教室から出ていった。
ホームルームが終わり部室に向かう。
引退した人が多い中、うちの部活は大会までまだある。
しかしその大会が終わってしまえば本格的に受験生だ。
そろそろ将来について考えなくてはいけない
しかしやりたいことが見つからない、はっきりしない
好きなことはある、得意なことも。
しかし、仕事となるとまた違う。
「いつからだろう。」こうなってしまったのは、
子供の時は楽だった。サッカー選手や仮面ライダー
好きなこと、やりたいことを堂々と言えたしできた
充実した毎日を過ごしてはいるが夢がない。
目指すものがないからどこか本気になれない自分がいる
というかそんな早くから見つけられるはずもない
まだ10年ちょっとしか生きていないのに、
この先何十年分のことを考えなくてはいけない。
そもそもなぜ夢を決めるのに期限があるのか、
先生に渡されたプリントを眺めながら思った。
進路を決めた今でも本当にそれでいいのかと思っている
もう時間は限られている、しかし焦らなくていい
必ず自分が生きてきた人生の中にヒントがある。
答えはいらない。
日々の中で夢の断片を拾い集め、
自分だけの一つの夢を見つけたい。