「夢と現実」
現実は思ったより残酷だ。
そう思ったことは無いだろうか?
自分は最近実感している。
現実は友達関係や学校などたくさんの悩みがある。
友達と過ごす日々は楽しい。
けれど、しんどい、疲れると感じることもある。
いつだって現実は重く自分に伸し掛る。
夢の世界のように好きなことをしていきたいと思うがこんなことは出来ない。
現実と夢は近いようで遠い。
夢を現実に出来る人はそうそういない。
現実逃避をするために夢に逃げる。
それは悪いことではない。
ただ、現実からは逃げられない。
という事実が存在しているということ。
「さよならは言わないで」
高校生になった僕は余命半年と宣告された。
残りの時間を何に使うか考えた。
その時彼女に出会った。
彼女は雪のように綺麗な人だった。
僕はあっという間に心を奪われた。
それから、彼女と恋をした。
暖かく、儚い恋を。
さよならが来るってわかってるのに。
結末はわかっていたはずなのに。
それでも、そばにいたかった。
あっという間に半年なんて過ぎ去った。
そして、さよならの時。
彼女は僕にさよならは言わないでと言った。
僕は、来世でもまた出会いたいな。
と言い残した。
「光と闇の狭間で」
僕が闇なら君は光だ。
僕たちは真反対だよね。
それでも、一緒にいたかった。
君のそばにいたかった。
天使である君と悪魔の僕。
こんなにも叶わない恋があるんだね。
僕は闇で君は光。
それは変えられない事実で。
残酷で悲しい結末。
そんなものが待っているなら僕は君から離れるよ。
でも、光と闇の狭間で僕らは出会った。
それはきっと神様のいたずら。
それでも良かったんだ。
だから、また光と闇の狭間で待ってるよ。
僕らの住む世界の境界線でね。
「距離」
君と離れることが嫌だった。
距離が離れるのは嫌だった。
僕はまだ知らなかったんだ。
体の距離が離れても心の距離が近ければいいことを。
未熟だった僕は君を傷つけた。
でも、君はそんな僕を理解してくれた。
僕は君に救われた。
もしもこのまま離れていたら一生後悔したから。
距離ってひとつの言葉だけど、たくさん種類があったんだ。
心の距離が近ければそれでいい。
そうすれば一緒にいられるから。
君との距離は近くても遠くても平気だって思った。
だって、心は繋がってるから。
「泣かないで」
泣かないでよ。
君に涙は似合わないよ。
分かっていたことでしょ?
別れが来るなんて。
僕はそう彼女に言った。
僕は余命一年と宣告された。
それを偶然知ってしまった彼女と僕は恋に落ちた。
限りある時間でも君といたかった。
悲しい別れが来るとわかっていても。
君には申し訳なかったけど。
君を好きだったから。
自分勝手でごめんね。
君は僕のことなんて早く忘れて幸せになって欲しい。
これが最後の僕の願い。
だから、もう泣かないで。
僕は願ってるから君の幸せを。
君にだけは幸せになって欲しい。
僕からの最後のお願いを聞いて。
今度は泣かない恋愛をして。
最後にこれだけは覚えておいて。
君を誰よりも愛してる。