妄想

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1/18/2025, 1:09:57 PM

『手のひらの宇宙』

創作って自分の宇宙から
キラキラ輝く星を何個か持ってきたり、
突然眩しく輝いて落ちてきた星を
手に乗せてみてみて〜ってしてる
そんな感じな気がして、
このお話好きだな〜って
本当の星を見ているのに似ていて
とっても素敵だと思うの

1/17/2025, 11:54:14 AM

『風のいたずら』

私の顔に葉っぱをぶつけてきたり
時間がない朝一生懸命真っ直ぐにした
前髪をオールバックにしてくれたり、
君っていたずらが大好きみたいだね。

前髪のことはそこそこ恨んでるけど、
徒競走の時に背中押してくれてありがとね。

邪魔してきたり応援してくれたり
人と人を繋いだり
繋がりを奪ってしまったり
君ってよく分からないね。

1/16/2025, 10:26:41 AM

『透明な涙』

鬱になった時
感情がぐちゃぐちゃで
なんで自分が落ち込んでるのか分からなくて
どうすればこの気持ちが治るのかも分からなくて
突然涙が出てきて
なんで私泣いてるんだ?ってなったり。

とにかく沢山泣いたけど、
色々悩んで沢山泣いたところで
涙っていつも透明なんだよね。
当たり前だけど。

いくら泣いても涙の色は変わらないし、
悩みもいくら悩んだところで
たいして何も変わらないというか
解決しない気がして。

色々悩みすぎない方がいいのかも。

1/15/2025, 3:58:22 PM

『まだ見ぬ景色』と同じ人物で逆視点です。
良ければそちらも読んでみてください( ᵕ ᵕ )
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『あなたのもとへ』

「あなたが待っていてくれるなら、私は必ずあなたのもとへ帰りましょう。」

「ふふ、それじゃあ私は何があっても待っててあげないとね。」

君とした約束だ。



身体が重たい。
寒い。

「…早く帰らないと」

彼女は無事だろうか。

早くあなたに会いたい。
頑張った僕をいつものように抱きしめて、
温めて欲しい。
あともう少しで会える。
血が足りないのか視界が霞む。
もうすぐそこだ。あと少し…


君は約束の場所にちゃんと居た。
良かった…怪我はなさそうだ。
彼女は倒れそうになった僕を受け止めたが、
支えきれなかったのかずるずると地面に座った。
そして膝枕のようにして僕を寝かせてくれた。

彼女は泣いていた。
自分で思っている以上に僕の体はボロボロで
冷たいのかもしれない。
僕のせいで泣かせてしまった。

「あぁ…泣かないで…僕、君の笑ってる顔が好きなんだ けどな..」

いつものように笑って欲しかった。
せっかく君にまた会えたから。
あぁ、身体が冷えていく。声が上手く出せない…
怖い。
死ぬことよりも、
あなたに会えなくなってしまうのが怖かった。

突然だった。

彼女は僕が持っていた剣を手に取り、
自ら自分の額を切り裂いた。
僕は彼女が何をしたいのか分からなかった。
ぼたぼたと血が流れていた。とても痛そうだ。
しかし彼女は自分の傷を気にすることなく
僕の額の傷に優しくキスをした。
少しくすぐったい。

僕が戸惑っているのが分かったのか、
彼女はふっと微笑んだ。

「これでお揃い。」

「私ね、聞いたことがあるの。負った深い傷は来世痣になって現れるって。きっとこの傷が、次の私たちを導いてくれる。」

「でも…あなたの傷はここだけではないけれど...」

彼女の大胆さに驚いて、少しだけ固まってしまった。

なんだか怯えていたのがバカみたいだ。
もう、怖くなかった。
彼女は僕に印をくれたのだ。
あなたのもとへ 導いてくれる印を。

それにしても大胆すぎるよ。
僕のためにそんなに痛そうな傷を作るなんて。
君のその綺麗な額に…
でも彼女らしくて愛おしくてなんだか笑えてきた。

「はは、なかなかやるねぇ...ごめんね。
でもありがとう。これで来世で君を探せる。
きっと...いつになるかは分からないけど絶対
会いに行くから。」

僕は残っている力で彼女をぎゅっと抱きしめた。
彼女はとても温かい。もう、寒くない。
幸せだ。

あぁ…僕は、本当に心から君を……

「愛しているよ。」


1/14/2025, 1:11:36 PM

『そっと』

「おじいさんまたね。本の続き楽しみしてる!」

少年は元気に手をブンブン振りながら自分の家へと帰って行った。

少年は私の最初できっと最後の友人だった。

町で唯一私を気味悪がらないのはこの少年だけだ。
買い物から帰る時に、躓いて動けなくなっていた私を
屋敷まで運んでくれた。
それをきっかけに、毎週木曜
いつも私の書いた本を読みに来てくれている。

ひとりぼっちだった私にはそれがとても嬉しかった。

今日は水曜日。
明日だ。明日来てくれる。
次の話でこの物語は終わる。

物語の結末はなかなかいいものが書けた気がする。
満足そうにふっと笑い、本をぱたんと閉じた。

「1人で寂しく死ぬと思っていたが…少年には感謝だな。この物語も最後まで書くことができた。」

ゆらゆらと火が揺れるロウソクに息を吹きかける。

彼はそっと目を閉じた。

月の光が彼の顔をひっそりと照らす。
とても満足そうな、幸せそうな顔だった。



静かな長い眠りだった。

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