やなまか

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12/30/2023, 12:10:14 PM

SNSの人間関係に疲れた一年でした。
もともと友人はいませんでしたがしがみついて随分と時間を無駄にしたと思いました。そして神経をすり減らしました。

今はタイッツーってところで静かに過ごしています

12/29/2023, 6:47:27 PM

おじいちゃんのが一番美味しいよと言ったら祖父はコタツで泣いてしまった。
「いかんな年取るとな」
メガネの奥の涙を台拭きんでぬぐうと、朝から机に置いたままだった新聞チラシを見だした。年末の家具大売り出しのチラシだ。
「じーじ若い頃モテた?」
「モテたよ。学年1の男前やったからな」
「ほんと?後でばーばに聞いてみる」
「おう。聞け聞け」
ばーばは学年1の美人さんだったんだって。
じゃあ私、学年1の男前と美人のサラブレッドだ。
って言ったら「何言ってるか」と苦笑されてしまった。
私は手元に残ったままのみかんをまたもぐもぐする。
「年末だねぇ」
「せやな早いな」
「みかん後3個しか無い」
「そうかたくさん食べ。まだ畑にあるでな。うまいやろ」
じーじの畑の子供達もサラブレッドだしね。

12/28/2023, 11:58:04 AM

子の冬休みが始まり全く書けていません。
いつも以上に家は散らかり、洗い物の片付けもきりがない。3度の飯におやつにデザート、遊びのお付き合いにお買い物、子ども達はしょっちゅう「暇ー!」って言うのに、母がいないと出掛けないし、行く場所が気に入らないと留守番するっていう。

書きたい、書きたい、書きたい。
すけべなの書きたい、重厚なの書きたい、ギャグ書きたい。スキマ時間に書く習慣しか書けない…みなさん、冬休み頑張りましょう…(涙)

小5、小2、幼稚園児の母

12/27/2023, 11:01:46 AM

背中に這わされた爪が立ち、細い顎が仰け反り声が上がった。
脳のむず痒いところに触れ、ぞくぞくと欲情がまた立ち上がってくる。心の奥底から求めてしまう。もっともっと欲しいと。
散々に抱いてもまだ足りなくて髪を撫でる振りをして意識を分散させていた。どこまで落ちればいいんだ。どこまで駆け上がらせるつもりだ。
絞られて奥へ奥へと誘われる。食いつかれて逃げることすら叶いそうにない。
もう離してなんてやれないし、麻薬のように狂おしい。

12/26/2023, 1:00:15 PM

「冷たかったな。ごめんな」
細い指を掬い、なんて華奢なんだと思った。この指で雪を掻き出していたのか…と自然に口付けていた。
「ちょ…!」
すぐに引っ込められてしまった。それに少しだけいらっとした。なんだ。見られたくないのか。
「なんだよ。心配だったってのは嘘なのか」
「嘘じゃ、ない…けど」
「オレだってお前さんの体が心配だったんだよ確認ぐらいさせろよ」
確認……。ああ、そうだ。自分で言って気付いたけどこれは確認なんだ。

ベッドに彼女を押し付ける。今度は雪ではなくて白いシーツと毛布に沈むのだ。
凍傷になりかけた耳を唇で辿る。湯浴みの香油の匂いしかしない。甘くて涼やかだ。
「ひゃ」
縮こまった首に顔を埋め、凍っていたかもしれない細めの体躯を辿る。
「や…」
猫のように身体をよじり逃げ出す素振りにまた余裕が無くなる。
確認させろよ。
服の合わせ目を探して指が苛立たしげに這い回るけど、無茶したお前のせいなんだからな。

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