月下真江

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10/3/2024, 10:36:07 AM

僕は、いつもの店でサンドイッチを食べていた。
涼しい風に、程よい日光。これほど最高なシチュエーションはないだろう。

すると1人の男が、教科書を開いて必死に問題を解いている。

彼は、僕の親友だ。

「なんで君は、高校受験の勉強なんかしているんだい?」
僕は尋ねる。

「僕たちはもう高校生だ。受験勉強なんかする必要ないじゃないか」

僕は続けて尋ねた。すると、親友は口を開く。

「懐かしいな」

その時、周りの景色は闇に飲まれた。サンドイッチ、いつもの店、親友までも。

それと同時に、僕は思い出していた。

中学3年の時の努力。悩み、葛藤。

「懐かしいね」


僕は目を覚ました。相変わらず真っ白な部屋だ。
さて、君はそろそろ、高校へ行く時間かな

君のせいで、努力が無駄になった時のことを思い出したよ。

なんてね

9/26/2024, 9:56:20 AM

窓から見える景色はとても美しかった。

でも、その見えた場所へ行くと美しくはなかった。

遠くから見る。近くから見る。

違うのは、当たり前か笑

君だってそうだろ?

8/30/2024, 1:15:15 PM

香水。
いい匂いになるよな。

でも、臭いやつもあるぜ。

臭いってなんだよ。なわけないだろ

匂いが強すぎて、嫌な奴もあんだよ

ん〜そんなことがあんのか..

まぁ何事もほどほどにってことだな、

何、かっこいいこと言ってんだよ

でもそうだろ?

まぁ..たしかにな

でも、お前はもっと頑張った方がいいわ

うるせぇよ。お前もだろ。

...ふっはははは

なんか、匂いが強い香水が生まれた理由がわかった気がする

はははははは

8/29/2024, 11:39:07 AM

「んじゃ、またな!」
彼は見れば見ると辛くなる笑顔を私に、向けてきた。

そんな笑顔で私を見ないでよ。私は泣いてるんだから。
なんでそんな顔してるの?ひどいよ。もっと悲しんでよ。

「今度はいつ会えるの?」

「ん〜。大学が休みの日に帰りたいけど、遠いからなぁ」

「すぐに来て」

「はいはい。りょーかい」

彼は、電車に乗ろうとする瞬間。「あっそうだ」と振り向き。「お土産、何が欲しい?」

お土産なんかいらないよ。私は..

私は..

「あ、そうだ」
「何?」


「愛してるぜ」


それなら、ずっとそばにいてよ。

言葉なんかいらないからさ


そうだな。お土産は........

なんでもいいかな。

8/25/2024, 1:36:46 AM

彼はきっと、やるせない気持ちになったことがないだろう。

何事に対しても無気力で、これといった努力もしてこなかったからだ。

私は彼が、心配だった。だから、極力そばにいれるようにしていた。

無気力な、彼を見てると私まで、やる気が無くなる。いや、何に対しても楽観的な気持ちになれるのだ。

だから、久しぶりに彼と会った時、たくさんの人に囲まれている彼を見て、私は、複雑な気分になった。

私は、邪魔だったのかな?

やるせない気持ちになったのは、私だった。

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