不完全な僕、それでいいじゃない。
誰もが完璧を求めていないし
もしも「完璧」な人間になってしまったら、何をやってもつまらなく感じるんじゃない?
完璧を求めるほど、実は不完全な人間を理解することの方が難しく思える。
わたしがあなたのような理想の人にはなれないように、あなたもわたしのような人間にはなれないだろう
不完全な僕のまま、今世の人生を終えて
それから魂はどこへゆく?
魂はそうして一生ずつ輪廻転生をしながら、いろんな人生をかけ巡って…
どの不完全な人生であっても、魂はそれを積み重ねていっていくんじゃないのだろうか。
だから、あなたは「不完全な僕」のままでもいい。
鼻が敏感で、甘い香りはもちろん、香水のように匂いが強いものは苦手だ。
ただ、香水を身につけている当人には、意外と分かりにくいものらしい。
昔、一度か二度くらい、好奇心から自分で付けてみたことはあり、動き回っても弱めだな?と思ったのだが、家族からすると「くさっ!」と顔しかめられたほどだった。
だからなのかもしれない。
香害と言われているようになってきたのには、香水だけでなく、香り付きのものがあまりにも増え過ぎているのだ。
洗剤だったり柔軟剤、ルームフレグランスなど…。
それらが混ざっていれば、なるほど 複雑でものすごくキツく感じてしまうのかもしれない。
私は幸い、匂いが強いものや甘ったるい香りが苦手なだけで、それ以外はまだ大丈夫な方だ。
だが、それくらいの程度でもキツいと思うのに、香害で毎日苦しんでいる人々にはよほど辛いのだろう…。
せめて、くさいものには香りを纏わないで、無香料や匂いの残らないタイプなど、消臭効果のあるものを使って欲しい。
これくらいの気遣いを日頃から考えていきたい。
それもまた、SDGsのうち「3 すべての人に健康と福祉を」と「12 つくる責任 つかう責任」に当てはまるのではないかと思う。
すべての人に健康を。
また、つかう責任を持とう。
言葉はいらない、ただ…
気持ちを込めて見つめることも、
愛情を伝えるためにハグすることも大事だと思う。
あなたのことが好きだよ
みんなもあなたのことが大好き
「愛してる」とは言ったこともなければ、
たぶん言われたことはなかったと思う
受け取る側が、素直に受け止めているかどうか
言葉はなくても、気持ちさえ伝わっていれば
きっと大人になってから分かることもある。
声は分からなくても 愛情深く育てられてきたから
私もみんなに愛情を伝えられるのだと思う
大切な人には、特にそうしたいから
狭く深く関わる人だけ大切にしていきたい。
突然の君の訪問。
我が家にとっては、たとえそれが突然の訪問であっても相手が誰なのかは分かりきっている。
スープの冷めない距離に住む、姉の子ども達である。
彼らは、前もって連絡はしない。なぜなら、孫に甘々な祖父からのお誘いで来たからだ。
彼らにとっての祖父-それは私の父なのだが、孫達が来ることを同居する家族にはわざわざ言うことはしない。
なぜかというと自分の家であり、反対される理由もないと思ってるからだ。
無論、私達も反対はしないのだが、せめて報告だけはあってもいいし連絡もしてほしい。
だから上記のように「突然の訪問」となるのである。
特に末っ子はまだ小学生で、今は夏休み中だ。
暇つぶしに祖父母の家に来ては、祖父からありったけのお菓子をボリボリ食べながら録画しておいたアニメを優雅に観賞するのだ。
父のポジションであるソファーを取られていても、嬉しそうである。
「全く、孫には甘いんだから…」
そう言う母の愚痴も毎度のように聞かされる、こっちの身にもなって欲しい。
お店に入る前から雨雲が怪しい…とは思ってたのだけど、お店の商品に目を奪われてからは、天気のことなど頭からすっぽんと抜けていった。
ようやくお目当てのものが買えてホクホクとしながら出入り口に向かうと、まだ雨は続いていた。
「まじかー…」
傘は持ってこなかった。否、晴雨兼用の日傘は持ってるのだが、なにせ小さい。ついさっき、素敵なものを買ってきたばかりの紙袋。
にわか雨ならまだよかったのだが、残念ながらゲリラ豪雨である。
こうして雨に佇む人間が一人出来上がって、それは雨が続いて時間が経つほど人数が増えてゆく。
隣にあるスタバへ移動しようとするが、私と同じ考えだったのか、雨宿りとして使う人で行列ができていた。これでは当分は座れそうもない。
仕方なく、再び商業ビルの中へ戻る。このまま雨止むまで突っ立ってるよりは、いくらかお店を見回る方が楽しいだろう。
歩き疲れる頃には、晴れることを願って。