突然の君の訪問。
我が家にとっては、たとえそれが突然の訪問であっても相手が誰なのかは分かりきっている。
スープの冷めない距離に住む、姉の子ども達である。
彼らは、前もって連絡はしない。なぜなら、孫に甘々な祖父からのお誘いで来たからだ。
彼らにとっての祖父-それは私の父なのだが、孫達が来ることを同居する家族にはわざわざ言うことはしない。
なぜかというと自分の家であり、反対される理由もないと思ってるからだ。
無論、私達も反対はしないのだが、せめて報告だけはあってもいいし連絡もしてほしい。
だから上記のように「突然の訪問」となるのである。
特に末っ子はまだ小学生で、今は夏休み中だ。
暇つぶしに祖父母の家に来ては、祖父からありったけのお菓子をボリボリ食べながら録画しておいたアニメを優雅に観賞するのだ。
父のポジションであるソファーを取られていても、嬉しそうである。
「全く、孫には甘いんだから…」
そう言う母の愚痴も毎度のように聞かされる、こっちの身にもなって欲しい。
8/28/2023, 12:01:21 PM