YOU

Open App
2/15/2025, 9:59:08 AM

そっと伝えたい と ありがとう です

そっと伝えたい

キミを優しく抱きしめ、そっと伝えたい。
「大丈夫、キミが頑張ってること、僕は知ってるから。と」
言われた仕事は、残業してでも期日までに終わらせてるし、コピー用紙や足りない文具を、率先して補充してくれてる。
小さなことかもしれないけれど、キミのおかげでスムーズに仕事ができてること、僕は感謝してるよ。
キミが、仕事ができることに嫉妬して嫌がらせされ、落ち込んでいる。と知った。
だからこそ今、僕はキミに伝えるよ。


ありがとう

ありがとう、いつも僕を支えてくれて。
妻のキミが、家のことを頑張ってくれているから、僕は安心して仕事を頑張れるし、お疲れさま。って笑顔で言ってくれるから、疲れも消えて、笑顔でいられる。
遅く帰ることが多いけれど、定時で帰れる今日は、キミへの感謝を伝えるために、ケーキを買って帰ろうと思った。

2/13/2025, 6:31:13 AM

「今度の休日、買い物に行きたい」
会社から帰宅し、部屋でくつろいでいると、スマホの通知音が鳴る。
「いいね、どこまで行こうか?車で行くなら俺が迎えに行くよ」
通知は彼女からで、通知画面を見ただけで、今日の疲れが和らぐのを感じる。
「行きたい店がいろいろあるの。だから今回は電車がいいかな」
「わかった。じゃあ駅で待ち合わせだね」
「うん。楽しみにしてる」
今度の休日は彼女とお出かけ。大切な予定を、未来の記憶として心に刻む。
「よし、頑張ろう」
彼女と楽しい休日を過ごすためにも、抱えている仕事をきっちり終わらせるぞ。と気合いを入れる俺だった。

2/12/2025, 9:58:30 AM

「お願いだから、僕を信じて」
「………」
何度キミに想いを伝えても、キミはイヤそうな顔をする。
「ねえ、どうしたら信じてくれるの?」
僕のココロを取り出せるなら、嘘偽りのない気持ちを見せられるのに。でも僕は
「あきらめないから」
キミが僕のことをキライじゃないなら、気持ちを受け止めてくれるまで、僕は伝え続けるよ。
「大好き」
って、ココロからの想いを。

2/11/2025, 8:56:03 AM

「心配しないで。僕は元気だから」
連絡するたび、そう言うあなた。だけど私はどうしても不安で心配だった。
近くにいるなら、すぐにでも様子を見に行きたい。けど、あなたは私の近くにいないから。
「お願いします。どうか明日も、元気に過ごせますように」
どんなに遠く離れていても、あなたも同じ空の下で頑張ってる。淋しいときは、そう信じて自分を奮い立たせ、寝る前、あなたを想って輝く星に願っています。
あなたが明日も元気で過ごせるように。と。

2/10/2025, 9:46:31 AM

遠く… と 君の背中 です


遠く…

「もし、私が遠くに行ったらどうする?」
のんびりと過ごしていた休日。突然、キミがそんなことを言い出す。
「遠く?」
「そう、遠く」
「遠く…か」
そうなったら、僕はどうするだろう?と考えようとして考えるのを止める。
「どうしたの?」
僕が笑っているからだろう。キミは不思議そうな顔で僕を見ていた。
「ん?そんなの、考えるまでもないな。って」
「え?」
「どんなに遠くにキミが行っても、僕はどこまでもついて行くよ。だって、キミと離れるのも、いなくなるのも考えられない。僕は誰よりもキミを愛しているから」
「………」
「だから、僕から離れる。なんてバカなことを考えないでほしい」
頷くキミを、僕はギュッと抱きしめたのだった。


君の背中

「ほら、背中丸めて歩かない。シャキッとしなさいよ」
会社へ向かう途中、背中をバシッと叩かれる。
「…何すんだよ」
ジッと睨みつけると
「あくびしながらダルそうに歩いてたから、喝を入れただけだよ」
背中を叩いた人物。同期の君は、悪びれもせずニヤリと笑う。
「…マジで、女だとは思えねえ」
はーっ。っとため息をつく俺に
「褒め言葉として受け取っとくよ」
君はふふっと強気で笑った。
そんな君が、明かりも届かぬ場所で泣いているのを偶然見てしまった。
「おい、どうした?」
思わず声をかけると
「な、何でここにいるの?」
君は俺の視線から逃げるように、背中を向ける。
「たまたま通りかかっただけだ。それより、何かあったのか?」
「…何でもない」
君はそう言うけれど、聞こえる声は涙声。
「強気なのも悪くねえけど、俺の前でまで強がんなよ」
そっと背中から君を抱きしめると
「つっ…」
君は戸惑った様子を見せたものの、回した俺の腕に手を重ねている。
「………」
抱きしめた君の背中があまりにも小さくて、意識していなかった俺の心に、ほんのり火がついたのを自覚したのだった。

Next