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2/8/2025, 8:58:39 AM

誰も知らない秘密を、僕は持っている。
それは僕が、誰よりもキミのことを好きだってこと。
家が隣同士の幼なじみで、外で遊んだり、どちらかの家で過ごしたり、毎日一緒にいて兄妹のように育った。
けど僕は、キミのことを妹のように思ったことは一度もない。キミが僕を、お兄ちゃんって呼んでいても。
大きくなって、過ごす時間が少なくなっても、僕のキミへの想いは増すばかり…。
だから近々、僕だけが知っている秘密をキミに打ち明けようと思うんだ。
どんな結果になっても、僕は後悔したりしない。
だって、抑えきれない想いをしまい込むことの方が、
僕は後悔しそうだから。

2/7/2025, 8:21:27 AM

「ん…何時だ?」
いつもなら、自分で目を覚ますことはない。
「ああ、まだこんな時間か。だから、目覚ましが鳴らないんだな」
いつもは、キミが優しい声で起こしてくれるから。けれど、昨日からキミは出張に行っていて、ここにはいない。
「ちゃんと起きなきゃ。って思ってたから、目覚ましが鳴る前に目が覚めたのかもな」
1人で迎えた静かな夜明け。
「1人だと、静かすぎて淋しいな」
夕方にはキミが帰って来るというのに、少し離れただけで淋しさを感じる自分に呆れながら、起きなきゃならない時間まで。と、もう一度目を閉じたのだった。

2/6/2025, 9:16:43 AM

「ねえ」
俺は、ソファに座る俺の隣にいるキミに声をかけた。
「え?何?どうかした?」
声をかけられると思っていなかったのか、キミは戸惑ったような声を出す。
「何か、言いたいことあるでしょ」
フッと笑うと
「え…」
キミは言葉に詰まり
「何でわかるの?って思った?」
そう聞くと、キミはコクンと頷く。
「キミと俺は、heart to heart communicationができるからね」
そう言って笑うと
「あなたに隠し事はできないね」
キミは口を開くのだった。

2/5/2025, 3:06:11 AM

やさしくしないで と 永遠の花束 です


やさしくしないで

辛いとき、泣きたいとき、キミが僕にやさしくしてくれる。
ホントはすごく嬉しいんだよ。
でもね、お願いだから、やさしくしないで。
そんなときにやさしくされたら、イヤでも好きになってしまうから。
けど、勘違いしないで。
キミを好きになることをイヤと言ってるわけじゃない。
心が弱ってるときじゃなく、元気なときに、キミのことを好きになりたいだけ。
僕のわがままなんだろうね。
けれど、キミを好きになるなら、笑顔のときがいい。


永遠の花束

「ありがとう」
「大好きだよ」
「頑張れ」
「お疲れさま」
キミがくれるたくさんの言葉。
その言葉たちは、僕の心にあたたかい花を咲かせる。
そして、たくさんの言葉は束になり、僕の心の中で大きな花束になる。
その花束は、僕の支えとなり、いつまでも生き続ける永遠の花束になった。
「たくさんの感謝を伝えたいのは僕の方だよ」
キミの言葉で笑顔になり前を向ける。
大きな花束を抱え、僕はキミに、ありがとうと伝えるのだった。

2/3/2025, 9:55:41 AM

「はぁ〜、疲れる」
今日は仕事が忙しく、1日中デスクでパソコンを使っていた。
肩は凝るし目は疲れるし、一刻も早く帰りたいが、まだ少し仕事が残っている。
「こんなときは」
財布を取り出し、目当てのものを取る。
「ありがとう」
僕が見たのは、財布の中に隠された手紙。
彼女から渡されたもので、疲れたときに見て、やる気を出している。
「うん、頑張ろう」
隠された手紙に励まされ、僕は残りの仕事を頑張るのだった。

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