YOU

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「ねえ」
俺は、ソファに座る俺の隣にいるキミに声をかけた。
「え?何?どうかした?」
声をかけられると思っていなかったのか、キミは戸惑ったような声を出す。
「何か、言いたいことあるでしょ」
フッと笑うと
「え…」
キミは言葉に詰まり
「何でわかるの?って思った?」
そう聞くと、キミはコクンと頷く。
「キミと俺は、heart to heart communicationができるからね」
そう言って笑うと
「あなたに隠し事はできないね」
キミは口を開くのだった。

2/6/2025, 9:16:43 AM