YOU

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11/8/2024, 6:21:04 AM

あなたとわたし。
一緒にいるから、楽しいこと、イライラしたこと
悲しいこと、美味しい笑顔が共有できる。
時にはケンカもしちゃうけど、意見が違っても当たり前。ごめんとありがとうが言える2人で、ずっといよう。
あなたとわたし。
これからもっと、幸せになろうね。

11/7/2024, 2:31:54 AM

「あ〜、よく寝た」
仕事で残業漬けの日々を抜け、やっと迎えた休日。
余程疲れていたのか、目が覚め時計を見ると、10時を回っていた。
「あらら、もうこんな時間。急いで洗濯しなきゃ」
仕事の日は、遅い時間に帰るため、家事は後回しになっている。
「洗濯機を回して、掃除もしないと」
家事を始めないと。と思い、ベッドから降り、カーテンを開けると
「あっ…」
空はどんよりとした雲に覆われ、雨が降っていた。
「雨か。せっかくの休日なのに」
と、残念な気持ちになったけれど
「そっか。きっと神様が、今日はゆっくり休みなさい。って、私がのんびりできるように雨を降らせてくれたのかも」
気持ちを切り替え、柔らかい雨が降る窓の外を見つめながら、神様に感謝するのだった。

11/6/2024, 5:35:22 AM

「ねえ。すごい汗かいてるけど大丈夫?怖い夢でも見た?」
「……」
気がつくと、心配そうな顔をしたキミがそばにいた。
「…大丈夫だよ」
少し乱れた息を整え、汗を拭う。
「いつの間にか寝ちゃってたんだな」
ソファで横になり、本を読んでいたはずが、寝てしまっていたらしい。読んでいた本は、床に落ちていた。
「苦しそうにしてたから、起きてくれて良かったよ」
胸に手を当て、安心したように笑うキミに
「ありがとう。この本を読んでいたせいかな。犯人に追いかけられる夢を見てね」
落ちていた本を見せ苦笑する。
「もう少しで犯人に捕まる。ってところで一筋の光が見えてね。その光に向かって逃げて行ったら、たどり着いたところにキミがいて、助けてくれた。助けてくれてありがとう」
キミの手を取り礼を言うと
「夢の中でも、助けられて良かったわ」
戸惑いながらも、キミは微笑んでくれたのでした。

11/5/2024, 9:29:44 AM

買い物を済ませ、家路を歩いていると、
通りかかった公園で1人ベンチに座り、
項垂れているスーツの人を見かけた。
「…大丈夫かな」
気になって足を止め、見ていたが、
その人は微動だにせず、日だけが暮れていく。
「…帰ろう」
哀愁を誘うその姿を見ていたら、もうすぐ帰ってくる彼が恋しくなり、家へと急いで帰るのだった。

11/4/2024, 6:59:59 AM

洗面台で顔を洗い、鏡の中の自分を見つめる。
「白髪も増えたし、年取ったな」
鏡の中の自分にハハッと笑うと
「そんなの、当たり前でしょ」
と、背後から声がする。その声に振り向くと、キミが立っていた。
「子どもたちも成人して、社会人として働いてるのよ。年取るのも仕方ないわよ」
そう言って、キミはふふっと笑う。
「この先、もっと年を取ると、シワが増えたり、髪が薄くなったり、見た目がだんだんと変わっていくんでしょうね。でも、それでいいじゃない。どんなあなたでも、私は大好きよ」
恥ずかしそうにキミはふわりと笑う。
「そうだな。このまま二人でゆっくり年を重ねていこう」
キミの手を握り、微笑み合ったのだった。

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