YOU

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9/30/2024, 7:57:36 AM

さっきまで賑やかだったのが嘘のように、
僕は今、静寂に包まれた部屋にいる。
一人で住んでいるのだから、静かなのは当たり前だし
慣れているはずなのに…。
それがこんなにも淋しいと感じるのは、
さっきまでいたキミとの時間が楽しかったから。
そして、そんなことを思うのは、やっぱりキミのことが好きだから…なんだろうな。
キミにとって僕は、ただ仲の良い友達。
方法なんてわからないけど、そこから一歩進めるように、僕は頑張ろうと思ったのだった。

9/29/2024, 9:21:39 AM

別れ際にキミを抱きしめるのは、次に会うときまで、ぬくもりを忘れないように。
別れ際にキミにキスするのは、キミが僕のことを忘れないように。
別れ際に手をギュッと握るのは、キミと会えない時間も、頑張れるように。
別れ際に、バイバイ。って言ったあと振り返らないのは、別れたくない、淋しい気持ちが、キミにバレないように。
別れ際に僕がキミにいろいろしてしまうのは、キミのことが大好きだからなんだよ。

9/28/2024, 8:58:35 AM

「キレイな青空が広がってるし、雨は降らないよね」
そう思い、傘を持たずに出かけたら、あっという間に空が暗くなり、雨が降り出した。
「通り雨かな」
と思って急いだけど、近くのお店に入る前に、ザーザー降りになる。
「あらら」
傘、持っておけば良かったな。と思いながら、
通り道にある、アパートの駐輪場に駆け込んだ。
「勝手にお邪魔させてもらってるし、早く止むといいなあ」
持っていたハンドタオルで体を拭きながら空を見上げるけど、まだ雨の勢いは変わらない。
「焦ってもどうにもならないし、誰か来たら事情を説明すればいいか」
自分ではどうすることもできないし、とりあえずスマホを取り出し、雨の情報を調べることにした。
「あと10分くらいか」
情報によると、あと10分ほどで雨が通り過ぎるらしい。
「これがマンガの世界なら、ステキな人が声をかけてくれたりするのになあ」
なんて考えながら空を見ていると、段々雨が弱くなってくる。
「良かった。情報通りだ」
小雨になったところで駐輪場を後にする。
「すぐに止んで良かった。ちょっと濡れちゃったけど…雨も悪くないか」
雨がくれた、空に大きく架かる虹のプレゼントに、思わず微笑んだのだった。

9/27/2024, 9:59:15 AM

暑すぎる夏を乗り越え、木々の葉が暖かい色に変わる秋。
秋と言えば、いろいろあるけれど…。
私が一番嬉しいのは、過ごしやすい気温になり、彼と手を繋ぎやすくなること。
暑い夏も、もちろん手は繋いでたけど、汗が気になって、ギュッとは繋げなかったから。
少しずつ涼しさが増していく秋。夏にはできなかった、
彼とギュッと手を繋いで、散歩しながら、いろんなところに行きたいな。

9/26/2024, 7:09:59 AM

大通りに面したビルに入っているカフェ。
仕事の日は、行きか帰りに寄るのが自分のルーティン。
目覚めの一杯を、朝日とともに味わうのも良し。仕事で疲れた身体を、夕日の温かな光と、香しい一杯で癒やすのも良し。
けれど、この窓から見える景色で自分が一番好きなのは、通学している学生を眺めること。
友達と楽しそうに話しながら歩いている。そんな姿に、自然と笑顔になっている自分がいる。
「よし、頑張ろう」
子どもたちにパワーをもらい、毎日仕事に励むのだった。

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