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6/15/2023, 9:45:40 AM

薄雲がかかり、明るいけれども、晴れるかどうかあいまいな空。天気予報では通り雨が…なんて言ってたけど降るかなぁ。と空を見上げる。
「晴れるなら洗濯するんだけど…」
と悩んでいると
「何見てるの?」
後ろから彼に声をかけられる。
「空」
「空?空がどうかした?」
「洗濯するかしないか、悩んでるところなの」
彼は私の隣に立つと、空を見上げる。
「ああ、なるほど」
彼は私の方を見ると
「今日は休みにしようよ」
にっこり笑う。
「いつも家事をしてくれてるキミが、少しでもゆっくりできるように、神様がお休みをくれたんだよ。ね、ゆっくりしよ」
彼の笑顔に
「うん、そうするね」
悩みが消えて、私も笑顔になれたのだった。

6/14/2023, 8:34:24 AM

しとしとと雨が降る中、キミと二人で傘を差しながら、歩いて駅へ向かう。
「雨だと歩くの面倒臭いなぁ」
とは言っても、最寄りの駅まで徒歩で行ける距離。雨だから。と車で駅まで行くことは考えなかったけど。
「そうだね。でも」
キミは俺の手をギュッと掴んで立ち止まり
「ん?何?」
振り向いた俺に
「見て、あじさいキレイだよ」
笑顔を向ける。
「あじさいって、いろんな色があってキレイなんだけど、雨が降ってると、もっとキレイだよね」
キミはスマホを取り出すと、あじさいに向けてシャッターを切る。
「雨の日のあじさい。あまり近くで見る機会ないから、見れて良かったな」
にこにこ笑うキミに
「確かにそうだね。雨の日に歩くことも、花を見る機会もほぼないから、得した気分だ」
俺は笑顔を返す。少しの間、雨に濡れるあじさいを見ていたけれど
「電車の時間、そろそろだし行こうか」
「うん」
再び駅に向かって歩き出す。雨とあじさいがくれた和みの一時。雨で歩くのも悪くないな。と思うのだった。

6/12/2023, 9:54:12 AM

「たまには、のんびり散歩しない」
よく晴れた休日。キミからの提案に乗り、歩いて街に出る。
「あ、こんなところに花が咲いてる」
「ホントだ。気付かなかったな」
毎日通る道。けど、いつもは車で今日は徒歩。のんびり歩くことで、小さなことにも気付ける。
「のんびり歩くのも、いいもんだな」
「でしょ。カフェで飲み物買って、公園行こうよ」
「公園か。子どもの頃以来、行ってないな」
「そうなの?なら、早く行こ」
キミは俺の手を取り、引っ張る。
「わかったわかった」
二人で笑いながらカフェへと向かう。きっとこの先、街の風景は様々に変わるだろう。でもその変化をキミと楽しめたらいいな。と俺は思うのだった。

6/11/2023, 8:37:06 AM

キミと恋人になって、やりたいことは…
キミに手料理を振る舞いたい。一緒に料理したい。旅行したい。今日の夕ご飯何食べようか?って言いながら買い物したい。人気店に並んでランチしたい。
などなどあるけど、一番は…
結婚してキミを幸せにしたい。
キミが嬉しそうに、幸せそうに笑ってると、俺も幸せだから。

6/10/2023, 9:01:40 AM

「起きて、時間だよ」
体を揺さぶられ、意識が浮上する。
「おはよう」
目を開けた俺の視界に、笑顔のキミが映る。
「おはよ」
挨拶を返すと、キミは部屋のカーテンを開けた。
「あ、朝日の温もりでカーテンがあったかい」
嬉しそうにはしゃぎながら、キミはカーテンをギュッと抱きしめる。
「そんなに温かいの?」
「うん」
「なら、その温もりを俺にも分けてよ」
ベッドから上半身を起こし両腕を広げると、キミは笑って俺の腕の中に飛び込んでくる。
「ほんとだ、あったかい」
キミを抱きしめると、キミはクスクス笑う。
「このままでいたいけど、動かないとね」
朝の忙しい時間。朝日の温もりのおかげで、癒やされるひとときを過ごしたのだった。

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