「たまには、のんびり散歩しない」
よく晴れた休日。キミからの提案に乗り、歩いて街に出る。
「あ、こんなところに花が咲いてる」
「ホントだ。気付かなかったな」
毎日通る道。けど、いつもは車で今日は徒歩。のんびり歩くことで、小さなことにも気付ける。
「のんびり歩くのも、いいもんだな」
「でしょ。カフェで飲み物買って、公園行こうよ」
「公園か。子どもの頃以来、行ってないな」
「そうなの?なら、早く行こ」
キミは俺の手を取り、引っ張る。
「わかったわかった」
二人で笑いながらカフェへと向かう。きっとこの先、街の風景は様々に変わるだろう。でもその変化をキミと楽しめたらいいな。と俺は思うのだった。
キミと恋人になって、やりたいことは…
キミに手料理を振る舞いたい。一緒に料理したい。旅行したい。今日の夕ご飯何食べようか?って言いながら買い物したい。人気店に並んでランチしたい。
などなどあるけど、一番は…
結婚してキミを幸せにしたい。
キミが嬉しそうに、幸せそうに笑ってると、俺も幸せだから。
「起きて、時間だよ」
体を揺さぶられ、意識が浮上する。
「おはよう」
目を開けた俺の視界に、笑顔のキミが映る。
「おはよ」
挨拶を返すと、キミは部屋のカーテンを開けた。
「あ、朝日の温もりでカーテンがあったかい」
嬉しそうにはしゃぎながら、キミはカーテンをギュッと抱きしめる。
「そんなに温かいの?」
「うん」
「なら、その温もりを俺にも分けてよ」
ベッドから上半身を起こし両腕を広げると、キミは笑って俺の腕の中に飛び込んでくる。
「ほんとだ、あったかい」
キミを抱きしめると、キミはクスクス笑う。
「このままでいたいけど、動かないとね」
朝の忙しい時間。朝日の温もりのおかげで、癒やされるひとときを過ごしたのだった。
世界の終わりに君と、何をするかって?
そうだなあ。
どこかに出掛けたり、美味しいものを食べたり?
それじゃ、普段と変わらないって?
それでいいんだよ。特別なことはしなくても、キミがいるなら、俺はそれだけでいい。
最悪なのは、テーマに合ったストーリーが思い浮かばないこの状況。考えてはみるんだけど、全然。
浮かんだとしても、テーマが変わるギリギリでしか投稿できなかったり、書き終わるまでもうちょっと…間に合わなかった。も何度か。
ストーリーがパッと浮かぶような才能がほしいです。