モンシロチョウ
モンシロチョウ。
純白で綺麗で、でも少し黒くて。
普段は穏やかで楽しくて、良い気分で。
でも、心の奥には悲しさを秘めていて。
まるで、人間の心みたいだ。
あぁ。綺麗なモンシロチョウ。
忘れられない、いつまでも。
僕は、とある子をいじめてしまった。
罪滅ぼしをしたい。そう思い、その子を守った。
一緒に話したりした。
まぁ、普通に考えみると、相手からしたら
嫌だったろう。
いじめて、謝った日から1年ぐらいが経った頃だろうか。
その子が転校してしまった。
とてつもなく後悔した。
勿論その1年間も後悔した。もう一度謝りたいとも思った。
でも、出来なかった。それからだろうか
僕が涙を流さなくなったのは。
これは、自分自身の縛りであり、その子の事を
忘れないための
呪いである。
なんとも、自分勝手だ。
でも、忘れたくない。いつまでも。
その子の事を忘れたくなかった。
許してほしいとは願わない。
だけど、もう一度謝らせてほしい。
一年前
あー。綺麗だ、なぁ。
そう、窓から冬桜をみる。
一年前、君を殺したこの病は今は僕を蝕んでいる
苦しい。君もこんな感じだったのだろう。それでも
僕の前で笑ってくれたよね。
少し、窓を開け、舞い落ちる桜の花びらを1枚握る。
どんどん息が苦しくなっていく。
どんどん力が抜けていく。
僕は、最後の力を振り絞り、顔をニコッと笑わせる。
今から会いに行くよ。君に。
初恋の日
僕は貴方に、初恋した。とある夏の日に。
でもね、君が好きな人は僕ではないことを知っているんだ。もう、分かっているんだ。
初恋から4ヶ月、そろそろクリスマスの季節だ。
まだ、僕は君への恋を諦められないでいる。
ほんとうに、醜い愛だ。
んで、何で相手の好きな人が僕じゃないかって分かるかって?そりゃ、初恋をした次の日にその子と彼氏らしき人がキスしてたのを見たから。
近頃でも仲良くしているのを見かける。
あぁ…本当に僕は醜い。自分の気持ちを伝えずに勝手に自己嫌悪になって、逃げている。
でも、そろそろ決心がついた。逃げない。今日は。
僕はその子を体育館裏に呼んだ。その子はなにも疑わずについてきてくれた。
「なーに?〇〇君」
そう、彼女は可愛らしく尋ねる。
僕は一拍置いて、思いを告げる。この醜い愛を恋路を終わらせるために。
「前から好きでした。付き合ってください」
時間が止まったような感じがした。答えが聞きたい。
でも、聞きたくない
少し時間が経って答えてくれた。
「私も■■だよ。」
僕の目から大粒の涙がポロポロ零れ落ちた。
明日世界が終わるなら……
「なぁ、明日世界が終わるなら何したい?」
突如、そう友達が言った。
あまり、考えたことがないしそんな事は起こらないと思っているからだ。その時はあまり考えずにこう返した。
「知らん。分からん。」
幾つものの時が経ち、社会人となり、
その友達とは疎遠気味になっていた時だった。
夜だったはずなのに、一気に明るくなった。
そして、ニュースが報道された。
「突然!大きな彗星がこちらに向かって接近中!
到達時刻は明日の9時となる模様!」
実感が、わかなかった。でも。一つだけ思ったことがあ
死ぬんだな。と。
今なら、あの時に答えられるかもしれない…。
ただ、単純な事であるが、深い。1日で出来るのかも分からない。でも、
「やり残したことをやりたい。」
そう昔の問を心のなかで返した。