5/5/2026, 12:23:21 PM
君と出逢って、
僕の人生は良いものかと言われるとそうじゃなかった。
逆に、悪かった。何も変哲もない。ただ、起きて、学校に行き、食べ、寝る。色のない人生だった。
でも、いつから変わったのだろうか。
そうだ。君と出逢ってからだ。
とある日、君は転校してきた子だった。ただ、それだけに過ぎなかったのに、君は僕に話しかけてくれた。一緒に行動してくれた。友達になった。そこからか、
僕の人生に色がついたのは。
楽しかった。夏祭りに行った。きのこ狩りに行った。クリスマスを一緒に過ごして。
恋人になった。
そして春、君とお花見に行った。行けたはずだったんだ。でも、あれ?桜の色が見えないんだ。
やっぱり、君が居ないと僕の色は見えないよ。
最後に見た色は病室から見た君の悲しそうな笑顔と
冬桜だった。
5/4/2026, 12:02:14 PM
耳を澄ますと
耳を澄ますと、聞こえる。
自然の緑の音が、蝉の鳴き声が、人々の笑い声が。
でも、君の笑い声は聞こえない。
さようならと嘆いた夏であった。