バズ母

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8/30/2023, 11:49:13 PM

香水

シオンノーレ、オスマンティウス、金木犀の香り。秋の香り。
フランス、マルセイユを思い出し、美しい少年達の愛の物語。
ジルベール。
「風と木の詩」

同性愛、虐待、迫害、全てが衝撃的で夢中で読んだ。
ジルベールの美しさに魅了された。
ジルベールの香水、シオンノーレ。秋の金木犀の香り。ジルベールの香り、、、。

8/30/2023, 2:51:42 AM

言葉はいらない。ただ・・・

昨日、昔の上司に連れられて、自由ヶ丘のスペイン料理の店に行った。駅近で小ぢんまりとした店である。店に入るとスパイスの香りというよりか、オリーブの香り?スープの香り?異国に来たような感覚になる。
暑い日だったので先ずはスペインビールで乾杯!それから、赤ワインを頼み、料理を頼んでいく。

白魚のアヒージョ
小えびのアヒージョ
白魚のアヒージョなんて初めて食べたけど、コクがあってパンと一緒に食べると最高に美味しい。

ムール貝のピリ辛
私は昔、フランスに行って食べたムール貝が忘れられず、ムール貝の料理がある店では必ず頼む。サイゼリヤのムール貝も美味しくて結構頼む。でも昨日食べたムール貝のピリ辛は少しピリッとして、ムール貝の旨味が染み込んだスープがかなり美味しかった。

そしてメインは海鮮パエリア。
言葉はいらない。ただただ食べ続ける。こんなパエリア食べたことない!私の未熟な表現力ではお店に対して失礼だ。

上司の話も楽しかったが、久しぶりに美味しい食事ができて、とても良い気分だった。
上司さま昨日はありがとう!
今日からまた質素なごはんになるけれど、今度は自分のお金で食べに行こう!
イカ墨のパエリアが食べてみたいな〜。

8/28/2023, 4:21:14 PM

突然の君の訪問

突然の君の訪問。半年前に別れた彼女。あの時は自暴自棄になっていた。仕事も上手くいかず、イライラして飲みに行っては友達と喧嘩になり、彼女にも別れたいって言ってしまった。後から後悔しても、言ってしまったことは無しにはできず、諦めていた。
その彼女が、
「あんた昨日の夜中の電話は何なのよ!俺はお前が好きだ!忘れられない。もう一度寄りを戻したい。グジグジグジグジずーとそんなことを言って泣いて、、、。
だいたい、あんたが別れようって言ったのよ。お前となんかもう会いたくないって、、、。それを今更なんなのよ、、、私があれからどんな気持ちでいたかも知らないで、、、。ひどすぎる、、ひどすぎるよ。」
彼女が泣きじゃくる。
昨日?覚えていない。仕事終わりに酒を飲んで帰って来たのは覚えてる。
俺、こいつに電話したのか。しかも泣いて、、、。
「ユキ、ごめんな。ユキに酷いこと言っちゃって、、、。俺どうかしてたわ。別れてわかったよ。ユキがどれほど大切かって、、、。
許してくれないかもしれないけど、やり直したい。」
彼女は
「許すわけないじゃん。あんな酷いこと言われて、、、。おまえ怒ると、ひょっとこみたいでキモイから別れたいって。ひどすぎるよ」
俺、そんなこと言ったんだ笑
そりゃ酷いな。忘れてたわ。
ひょっとこって、、、笑。
でも少し似ているんだよなぁ。ひょっとこに、、、。でも、そんなところも可愛いんだけどな〜。
「ユキ、もう一度やり直そう笑」
「あんたちょっと笑ってない?」
ほらほら怒らないの。
またひょっとこになっちゃうよ笑笑

8/27/2023, 10:53:04 AM

雨に佇む

昨日、妹の日記帳を見てしまった。その日記帳には兄である僕への想いが綴られていた。その日記帳を読んでいた僕に、うたた寝をしていた妹が気づき、可哀想なほど動揺していた。そんな妹を見て僕は妹を抱きしめた。後は何でそんな事をしてしまったか自分でもわからない。気がつくと妹を抱いていた。
そんな事ありえない、やってはいけない事だ。夜遅くに帰ってきた、両親の顔を見ることができなかった。
直ぐに家を出なければいけない。誰にも言えない。
妹をこれ以上傷つけることはできない。 あの時、何故、僕は妹を抱いてしまったのか。
大学の帰り、家に帰る事ができず雨に佇む。  行き交う人が僕を避け足早に通り過ぎる。
妹を愛してるなんて言えない。言っちゃいけない。
雨が激しくなってきた。だけど雨は何も流してくれない。
僕の罪も愛も、、、。

(昨日の私の日記帳に続くストーリー、よかったら昨日のも読んで下さい)

8/26/2023, 9:16:05 PM

私の日記帳

私の日記帳にはある秘密が書かれている。
私は4人家族で、両親と三つ年上の兄がいる。兄は大学一年生で私は高校生。両親は共稼ぎで私が高校入学してからは残業も多くなり、私が兄の分の食事を作ることもあった。兄は頭も良くスポーツ万能で、サッカーをやっている。小さい頃から勉強を教えてくれたり、泣き虫だった私をいつも笑わせて励ましてくれた。

私の秘密とは、兄を兄としてではなく1人の男として愛してる。私の日記帳には兄への想いが綴られている。兄と二人っきりになりたいから、両親が帰ってこない事を願っている。兄と手を繋ぎたい、甘えたい、キスがしたい。そして、抱かれたい。
そんな想いが日記帳に書かれている。

その日、両親は二人とも残業で遅くなると連絡がきた。私は兄と食事をして、それぞれの部屋に戻っていく。いつものように日記帳に兄への想いを書いていると、いつの間にか眠ってしまった。
人の気配がして目を覚ますと横に兄が立っていて、私の日記を読んでいた。
一瞬で血の気が引いた。言葉が出でこない。立つこともできず、手が小刻みに震えている。もうおしまいだ。兄は私を軽蔑するだろう。一緒に生活できないと、この家を出で行くかもしれない。私はこれからどうやって家族と生活していけばいいのか、死んでしまいたい。
その時、兄がそっと私を抱きしめ、私の目をじっとみると優しく唇を重ねてくれた。それからゆっくりと二人はベッドに入り抱き合った。

しばらくして両親が帰ってきた。リビングで仲良く映画を観ている二人を見て、
「二人とも明日は学校でしょ。早く寝なさい」
と言う。
私達はそれぞれの部屋に戻る。
私の日記帳にはこれから二人の愛が綴られていくことになるだろう。

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