1年後、僕と君はどうなっているかな。
そんなことはどうでもいいんだ。
今この瞬間を大切にすることが
1年後に繋がるんだ。
今、この時が、、
僕にとっては
ふぅ、、緊張、、するな
君がこの、1年後、、この先も何十年とそばにいてくれますように。
『あのさ。』
「うん?」
『僕、、と。
僕と、、、 結婚してください。
ずっと、隣に僕のそばにいてほしい。
こんな僕が君に出会ってこんなふうに思うのは君だけ。
この先も君だけ。
愛してる。
愛してる、、。』
言いながら溢れてきた涙で全然かっこつかない。
『っ、ごめっ、、』
「、、ふっ、、もーぉ。泣きたいのは私の方なのに笑っ、、」
すると君は僕の手を握って言う。
「私で良ければ、喜んで!!」
君の目からも涙が溢れていて、でも優しく笑っていて。
気づけば抱きしめていた。
君も背中に手をまわし、僕を抱きしめてくれた。
あたたかい。
こんなに幸せなことあっていいのか。
「何十年も、何百年も一緒だよ」
『何百年も?笑』
「そうよ笑っ、、
よぼよぼのおじいとおばあ、長生きバンザイ!」
『ふっ笑なにそれ笑』
僕はこの人を好きになって、愛して良かった。何度でもそう思わせてくれるのは君で。
これからもよろしくね。
子どもの頃はなんでも素直に言えたのにな、、。
私はいつからこんな強がって
言いたいことも素直に言えないめんどくさい女になったかな。
全然かわいくない、、。
ちら、、
『ん?どうした?笑』
「いや、な、なんでもっ」
(好きって、私も、、言いたいのになぁ、)
彼は日頃から言ってくれるけどわたしこたえられてない、、。
もちろん好きだけど言葉にするってなると、、
いや、でも、これで優しい彼とはいえ、呆れて離れていったら悲しい。
普段から伝えられるように私だって、、
「あ、あのさ、、」
『うん』
「す」
『ん?』
「す、、、すー、、」
『す?』
「、、、、、すき!!!っ!!」(言った、ほぼ勢い!!、)
『、、、』
恥ずかしい、顔あつ、、無理死ぬ、、
なんでなんも、、、
「な、なんか、い、ってよ、、、」
『、、あんまかわいいことしないでよ。びっくりした、、笑笑照
頑張って言ってくれたの?君が?
ありがとう。』
『僕も大好きだよ』
「わ、私も本当に、だ、だぃ、すき、だし、、。」
『うん笑』
頭を撫でてくれた。その大きな手が私は好きだ。
しかもこんな笑顔を見れるなんて、、
たまには、、たまには頑張って伝えてみるのも良いかもしれない。本当にたまにはね。
「あー!プリンだ!!!」
お風呂上がって冷蔵庫を開けた彼女が言う。
『うん。食べたいってこの前言ってたやつ。帰り見たらあったから』
仕事帰りたまたま本当見かけたから。
「えー!!嬉しいありがとう!!そうこれテレビで紹介されててさー!気になってて!」
てかおかえりー!笑とめちゃくちゃ笑顔でこちらを見る。
かわいい。
「わぁ、早く食べたい!!食べよう!!」
『うん、髪の毛乾かしてきなよ早く。』
「え、うん、それはそうだけど。ちがうよー!」
『え?』
「君と一緒に食べたいから君に早く夜ご飯食べてほしいから温め直すのー!!」
んもー!って言いながらまだ髪の毛乾かしてない君が僕の夜ご飯を温めてくれにいく。
ぷりぷりしてる。かわいい笑
一緒に食べたいに決まってるのにーとぶつぶつ言いながらお皿に盛ったりしてくれてる。
かわいいな。
惚気だねこれは。
いやでも、日常なんだ。
僕は幸せだな。
「あ!私の好きな色だー!」
『うん、好きだよなーって。』
「すごい!嬉しい!ありがとう!」
好きな色の石がついたネックレス。
ん、でも今日は特に、、なんかそんな記念日とかじゃ、、
「でも、な、なんで?(私なんか忘れてるのかな、)」
『、、いや、たまには、、。』
たまにはのなんでもない日のプレゼント、、、
やばい、嬉しいのとなんかあやしいっていったらアレだけど、、普段そんなこと絶対ないからなぁ、、
素直に喜べない私最低だ。
でも、浮気とかしなそうだし、他に好きな人でもできたとか?いやいや、、素直に喜ぼう。プレゼントこんなかわいいネックレス嬉しすぎるじゃん。
私のそんななんともな気持ちが表情に出てたのか
彼が言った。
『、、最近ずっとどこにも連れてってやれなかったし
俺こんな態度だし、、
変に思わないでほしい、、本当に、似合いそうなやつ仕事帰りに見かけたから買っただけ。
、、、、ちゃんと大事におもってる、。から。』
声は小さいし俯いて顔はこっち向いてないしそっけないけど、
気持ちがすごく嬉しい。
「ありがとう」泣きそうだよ
変なこと疑った自分を殴ろう、後で、、。
『今度、連休が。箱根、、、』
「あ!私が行きたいって言った!いいの⁈」
『ん。』
「わー!やったー!!!ありがとう!」
ふっ、
彼のこの優しい笑顔が大好きなんだよ。
もうすぐ彼の誕生日もせまってきている、、
私も彼の好きな色をプレゼントしてあげようかな!
嬉しいとき
悲しいとき
つらいとき
楽しいとき
どんなときも
あなたがいたから
あなたといたから
全部乗り越えてこれた。
幸せだよ。
ありがとう。
「愛してる」
『僕も。
愛してるよ。』
優しい笑顔に何度救われただろう。
これから先もその笑顔で私の心を癒してね。
ずっとそばにいてくれてありがとう。
これからもそばに、あなたの隣にいさせてね。