れい

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「あ!私の好きな色だー!」

『うん、好きだよなーって。』

「すごい!嬉しい!ありがとう!」

好きな色の石がついたネックレス。
ん、でも今日は特に、、なんかそんな記念日とかじゃ、、

「でも、な、なんで?(私なんか忘れてるのかな、)」

『、、いや、たまには、、。』

たまにはのなんでもない日のプレゼント、、、
やばい、嬉しいのとなんかあやしいっていったらアレだけど、、普段そんなこと絶対ないからなぁ、、
素直に喜べない私最低だ。
でも、浮気とかしなそうだし、他に好きな人でもできたとか?いやいや、、素直に喜ぼう。プレゼントこんなかわいいネックレス嬉しすぎるじゃん。

私のそんななんともな気持ちが表情に出てたのか
彼が言った。

『、、最近ずっとどこにも連れてってやれなかったし
俺こんな態度だし、、

変に思わないでほしい、、本当に、似合いそうなやつ仕事帰りに見かけたから買っただけ。

、、、、ちゃんと大事におもってる、。から。』


声は小さいし俯いて顔はこっち向いてないしそっけないけど、
気持ちがすごく嬉しい。

「ありがとう」泣きそうだよ
変なこと疑った自分を殴ろう、後で、、。

『今度、連休が。箱根、、、』
「あ!私が行きたいって言った!いいの⁈」

『ん。』
「わー!やったー!!!ありがとう!」

ふっ、

彼のこの優しい笑顔が大好きなんだよ。

もうすぐ彼の誕生日もせまってきている、、
私も彼の好きな色をプレゼントしてあげようかな!

6/22/2023, 12:49:05 AM