君と出逢ってから
私は私じゃないみたいだ。
ちょっとでもかわいくなりたいとか
シャンプー変えて自分の香りどうかなとか
仕草とか
休みの日に偶然会ってもいいようにオシャレしたりとか
今までなんも気にしてなかったのにな、、
君に少しでも良く思われたくて、さ。
、、恋してるからさ。
友達じゃなくて女の子としてみてもらえるように
努力するのも苦じゃないくらい
恋は楽しい。
楽しいことばかりではないけれど
それでも、
好きって必ずいつか伝えようと思うから、だから
そのときはちゃんと聞いてほしいな。
ふわふわ、、、
「ん?寝てた⁈え、ここどこ!」
え、え、ふわふわだけどこれは、、
雲だ!雲の上で寝てた!
すごい!どんな世界なの!
「わぁ!!」ぴょんぴょん跳ねてふわふわを楽しんでる。
勢いよく寝ても痛くない!
すごい!なんでこんな!
よくわからないけど楽しい!
『ちょっと、笑笑』
「え?」声がした方を向いた。
「え、どうして?!」
『どうしてって一緒にいたじゃんか笑』
「そ、うだっけ、、?」
『うん、ピクニックも兼ねてなかなか広めの自然豊かな広場に行ったんだよ、そしたら気持ち良いって君寝転んでそのまま寝ちゃって、』
『全然起きないんだもん笑 僕も横になって一緒に寝たら君とこんなところに笑』
笑いながら言ってるけどこれすごいことじゃない?
「え、でもなんでこんな自然な会話できるもんなの、ぇ、ワープ?現実なの?」
そしたら
『夢に決まってるでしょ!笑そもそも雲の上に寝れないわ笑君は本当に面白いね笑』
やはり夢なのか、、そうか。
不思議だ意識というかなんか、、だって私だし。
そこでパッと私は目覚めた。
するとやっぱ草の上で寝てただけで、隣に彼がいた。
よくわからないけどなんかよかった生きてる。
『よく寝てたね笑笑』
「ご、ごめんなんか笑そんな寝ちゃってた?笑」
『うん、でも楽しそうだった笑』
「まぁ、、楽しかったかも?」ふわふわしてたし、。
彼が立ち上がって
『雲の上で君跳ねてたもんね笑』
「、、え、」
「え!!!!?」
かなり驚いてる私を見て
彼は笑いながらもう行こうかって私の手をとった。
あなたと出会えて
あなたを好きになれて
本当によかった。
良い関係ではなかったし、終わったことだけど
それでも幸せだった。
あんなに愛されたことは今までになかったし、
嬉しかった、、。
大好きだった。
伝えられなかったけど
ありがとう。
私のことはもう忘れてね。
私も前へ進んでいくから。
勘違いすんなっていうなら
最初から優しくしないでよ
どうしてくれるの、こんなに
、、好きになっちゃったじゃん。
君には知られたくない。私は言わないよ。
辛くなるだけだもん。
それがわかるから。
だけど今日も私は、、
君に会いに行ってしまう___。
君と過ごす毎日はとても色鮮やかで
楽しくて、、
何色も何色も重なってはじけて
それはそれはカラフルで、そこに音が乗っかっているような、踊り出してみたりして、、笑
本当に楽しい。
僕とは正反対だったのにな。
モノクロというか無色に近いような人間で、、
変えてくれたのは君で。
『、、ふ、すごいな君は、笑。』
君は得意気に
「そうでしょ?⭐︎笑」いひひっと笑ってそう言った。