「♪〜、、風にーなりーたい、」
と、歌い出すぐらい僕はテンションが高い。
本当にこの憂鬱な学校生活を吹き飛ばしてくれた。
いや、まぁ授業とかつまんないのは変わらないけれど。
そんなのもがんばれちゃうほど苦じゃなくなったのは
君がいるから。
これが恋とわかるまできっともうすぐそこで。
、、おそらく君のことが好きで。
毎日毎日会えると思うと嬉しくて
話せなくても見かけるだけでも嬉しくて
今日も君だけが輝いて見えるんだ。それだけでここは楽園か?ってなる。僕はバカだから、単純だから、
君が笑っているだけで嬉しくなる楽しくなる!
あ、君だ。
「お、おはよう!」
『おはよう!ふふっ、元気だねなんか笑』
朝から最高なんだが、、、。今日も頑張ろう僕。
この穏やかな風に乗って
私の気持ちも君に届かないかなぁ、、、
なんて。
今日は本当にいい天気で暖かい。
ふわふわ気持ちいい風が時折吹く、、
今日も、
大好きなんだよなぁ、
教室で君が楽しそうに友達と話している姿を見るだけでもこんなに心が跳ねる。笑っている君の顔はやはりすごく良い。嬉しくなる。
ベランダに出て私はそんなことを考えて浸ってる。
太陽眩しいし教室に入ろ、、
『今日いい天気だよな!ひなたぼっこ?笑授業始まるぞ』
、、これは、やばい、嬉しすぎる。すき。
普通の会話でもどきどきしてしまう私はかなり君に恋してるよ。
「う、うん!今入ろうと思ってたところっ!笑」
ふー、緊張したー、、
チャイムが鳴りみんなが席に座り始めて自分も座る。
一番後ろの席の私は君の背中をチラッとみて
顔がにやけそうなのを抑える。
いつか、ちゃんと伝えよう。
よし。と背筋を伸ばして教科書をひらいた。
僕にとってはあまりに短い時間で、
本当に、、。
君ともっと一緒にいたかった。
『いたかったなぁ、っ、、、』
泣かないでと、君が言ってた。
無理だよ、、
君が、いないんだもん、、
枯れて散った、落ち葉を見て
冬の始まりに、よけいに悲しい気持ちが押し寄せる。
頑張るから、もう少し浸らせて_____。
「なんにもなくたっていいから
私のために生きてよ!、
そばにいてよ、、」
君がそう言ってくれたから僕は本当にここまで成長できた。
生きる意味をくれたんだ。
本当にそれだけでここまで。
そして、こうして今も君は隣にいてくれている。
『必ず幸せにします。僕と結婚してください。』
君は目を大きく開いて
すぐ溢れた涙を拭って笑顔で
「もう、、充分幸せだよ、、っ、
私で良ければ、、喜んでっ、、!」
君じゃないとダメだから。
『君だから、僕はこれから先の人生君がいないのはもう考えられないから。』
声を出して泣き出した君を見て
僕まで泣いちゃうじゃないか。
つらい思いはもうさせないよ。
これからも君が僕の生きる意味だ。
好きな人のためならなんでもやって良いというのは
それはちょっと違うんじゃないか。
やって良いことと悪いことはある。
いや、でも、、知りたい、、
君の、、
好きな、、
タイプというか服の感じとか髪とか!!
直接聞けず
友達と話してるところを盗み聞きしている僕は悪いよねこれ!!いや、でも!!君のことが知りたいんだよぉ、、!
こんなに好きなのになぁ、、
何話してるかは聞けないけど、
笑っている姿を見れてなんだかとっても良い気分だ、、
今日の収穫はもう、うん、いいね。
帰ろっ。また明日がんばろう。
、、(あの人いつ話しかけてくるんだろう?笑ふふ、)
気づいているけど話しかけてくれるのを待ってる女の子。笑
どっちもどっちということで。