Ru*

Open App
7/2/2024, 11:42:29 AM

日差し…

いつからだろう こんなにヒリヒリするのは…
ジリジリとした強い光と上からも下からも
威圧的な熱から逃げられない
帽子 日傘 とにかく頭のてっぺんを守らなければ

黙って立ち止まると 瞬時に焦げそうだ
でも こうじゃなきゃ とも思う
この夏の日差し

暑さは特上
風も熱風
止まらない全身から 吹き出る汗
あぁ 喉も渇く 水…水…
いいね 渇いた砂漠化の体に注ぐ 潤いは
何気なく ゴクゴク飲めるこの水も
あちちち…と 文句を言えることも 幸せ

日差しがあって 日陰が出来る
人も同じだね
立ちはだかる人がいて その人の影でついて行く人
もしくは 支える人
持ちつ持たれつって 簡単なようで難しいよ

どれだけ 渇いている人に
水を渡す事が いとも簡単に出来るか
そこに 意図的な何かはないのか
何か思惑が隠れていないか
大丈夫なのか それを受け取っても

大丈夫
たとえ騙されても 騙すよりはいいんだよ
信じて手を差し出して それを
受け取ろうと決めたのは 自分なんだから

きつい日差しの中
冷たい水を 扇子でパタパタ顔を仰ぎながら
はい これ!
って澄ました顔で 渡せる人でありたい

そんな事を思う
このジリつく日差し
あと 何日続くのかな…うう


*読んで下さり ありがとうございます*

7/1/2024, 11:05:03 AM

窓越しに見えるのは…

程よく高さのある所がいい
向こうの景色まで見渡せて 道行く人達の
表情が確認出来るから そこがいい
観察 観察

目の前を行き交う人 車
あなたは今日どんな一日を過ごしたの
嬉しい事がありましたか
悔しい事や悲しい事がありましたか
そんなに 足早に急いで何処に向かっているの
下ばかり見て 歩く人
前だけ見て とにかく急いで歩いている人
荷物を持って 走っている人
あっちへ こっちへ 行ったり来たり

自分の住んでいる所じゃない所にも 
日常が溢れている 当たり前に
ホテルの窓越しに見えるのは 私が知らない場所
下を見下ろして見えるあなたも あなたも
私は 知らない
まるで別世界に来た気分だ

外界を見下ろしていないで降りようか

行先を告げて流れていく
この見知らぬ場所を巡っていく
誰も 私を 知らない
ふと タクシーの窓越しに 自分の顔を見る

嬉しいのか 楽しいのか 苦しいのか
辛いのか よく解らない顔をしている
窓越しに見えるのは
これから どうしようか迷ってる
そんな 不安な顔か そっか そうなのか

人を観察ばかりしていないで
もっと自分も 観察しないと 駄目ね

待ち合わせしていたあなたに 会えなくても
そんな 情けない顔をしていちゃ 駄目ね

うっすらしか見えない窓越しで
良かった


*読んで下さり ありがとうございます*




6/30/2024, 10:36:47 AM

赤い糸…

試されている
赤い糸は 運命の 赤い糸なんだろうか
この世の中の運とは 一体

あの時 あの時間 あの場所で 
出会わなければ 出会えていれば と思う
もしもの過程の 運

果たして 指から見えぬ赤い糸は 何本あるのか
運命の相手へ繋がっていたら 一本なのか
本当に その相手は 運命の人なの
それは 誰にも解らない 解らないまま
信じようとする 信じ込もうとする
それで 本当に いいの

好きな相手がいて 人生を共に生きていきたい
結婚したら もう他の人へ恋はしないの
結婚した相手も 他に目はいかないの
それは それ
結婚しても 他に好きな人が出来ても
仕方がないの
独身なら 問題ないの
それって 何
結婚してたら 不倫になる
独身なら 二股 三股 それって 浮気なの

自分の心や気持ちは自由
でも 忘れちゃいけないのは 相手も同じって事

不倫や浮気をしている当人は
自分のパートナーが不倫や浮気をしてるとは
思っていない 知らない振り してるのかな
傷付けたり 傷付いている事にも
気付いていないのかな

赤い糸 誰と何処で結びつくのかな
一生この人だけって強い想いだけ 糸は太いのかな
解らないね

ゆらゆら揺れる指先の赤い糸
いつ何処で誰と絡み合うのか 解らない
お互い たぐり寄せて結びついて 長い年月を
得ても 切れない丈夫な糸にしていける
そんな 相手が いたら いいね
心強いね
途中で 糸が絡まってちぎれても
また別のそう思える相手に 出会えれば いいね

まだ だから
試されている 今はね
赤い糸に 翻弄されているんだ



*読んで下さり ありがとうございます*

6/29/2024, 11:32:06 AM

入道雲…

真っ青な空に ムクムクと重なっていく雲
入道雲を見ると あぁ 夏だなぁ と
しみじみ思う
そして 無性に クリームソーダが飲みたい
色がね
誘われるよね 

勝手に 入道雲を 夏の魔人と呼んでいる
見てるぞぉぉぉ
そう頭上から 見下されている感じが いい
そういえば 入道って 妖怪に沢山いるね
何入道だ 有名なのは…
大入道 輪入道 見上げ入道…
見えるなら 是非 会ってみたい気もする

でも 殆どは 哀しい妖怪が多いそうだから
私は 夏の魔人で いい 

何でも見透かされて 元気いっぱいの時も
失敗ばかりで凹んでいる時も
頑張ってる時も ちょっと愚痴ってる時も
全部 知られてしまっていても いい

大きなモクモクしている体で
ただ じぃーっと見られているだけで いい
なんとなく 安心するから

今日も 暑いな
蒸されて 溶けそうだ 顔が汗で流されるぅ
何処かに無いかな 純喫茶…
入道雲みたいな きれいな色合いのクリームソーダ
早く 私の口の中に 入道雲を入れなければ

この夏 何度 ありつけるかな
純喫茶じゃなきゃ 意味がない気がする
正統派のクリームソーダを 求む

駄目なら パキンッと半分こ出来る
ソーダのアイスキャンデイでも 手を打つか んん
魔人に負けたような気がするから
やっぱり 探そう 純喫茶!




*読んで下さり ありがとうございます*

6/28/2024, 10:42:40 AM

夏…

もう諦めかけていたのに やっと今日
手に入れられた 大満足だ やったぁ
早くに出回った 青梅
横目で見て確認しつつ まだいいかな って
思っているうちに 店頭から消えかけてしまった
なんという事だ 一大事 諦めかける

あちこち走り回って ようやく手に入れた梅は
半分黄色 全身真っ青のアラカルト
育てよう 少しだけ完熟に
そして 作ろう 梅シロップ!

その時がくるまで 友達から聞いた夏の大掃除に
取りかかろう
友達いわく どうして年末の寒い時に大掃除なんて
するのか 意味がわからない
あちこち拭くのも寒いし 水は冷たいし…
なのでその友達のお宅では 夏に大掃除をする
おぉ いい事を聞いたぞ

夏なら バシバシ冷たい水での拭き掃除や
窓ガラスを磨くことも 普段見ぬふりをしてきた
あちらこちらにも 物凄い体勢で挑める
そして ひと休みには 冷たい飲み物を
いいね いいね
ちょっと 掃除や片付けが楽しみになってくる
大掃除ついでの 断捨離もやってしまおう

夏から冬までに 溜め込んだモノは また年末に
軽く掃除すればいいんだ
楽〜
気持ちも軽く 何日間に分けて取り掛かろうと
意気込んでいる

たぶん そのうち 梅もいい頃合いに
なっているはずだから 漬け込むぞ
すぐに飲める作り方も仕入れたし
夏の今しか飲めない 特別な梅シロップ入りの
カクテルなんて 作って飲んじゃう
すっきり片付いた部屋で 窓を開けて
汗をかいたグラスで 喉を鳴らして飲んじゃう

あぁ なんて 楽しいこれから なんだ
わくわく
大人になっても この わくわくは
捨てられん!


*読んで下さり ありがとうございます*

Next