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日差し…

いつからだろう こんなにヒリヒリするのは…
ジリジリとした強い光と上からも下からも
威圧的な熱から逃げられない
帽子 日傘 とにかく頭のてっぺんを守らなければ

黙って立ち止まると 瞬時に焦げそうだ
でも こうじゃなきゃ とも思う
この夏の日差し

暑さは特上
風も熱風
止まらない全身から 吹き出る汗
あぁ 喉も渇く 水…水…
いいね 渇いた砂漠化の体に注ぐ 潤いは
何気なく ゴクゴク飲めるこの水も
あちちち…と 文句を言えることも 幸せ

日差しがあって 日陰が出来る
人も同じだね
立ちはだかる人がいて その人の影でついて行く人
もしくは 支える人
持ちつ持たれつって 簡単なようで難しいよ

どれだけ 渇いている人に
水を渡す事が いとも簡単に出来るか
そこに 意図的な何かはないのか
何か思惑が隠れていないか
大丈夫なのか それを受け取っても

大丈夫
たとえ騙されても 騙すよりはいいんだよ
信じて手を差し出して それを
受け取ろうと決めたのは 自分なんだから

きつい日差しの中
冷たい水を 扇子でパタパタ顔を仰ぎながら
はい これ!
って澄ました顔で 渡せる人でありたい

そんな事を思う
このジリつく日差し
あと 何日続くのかな…うう


*読んで下さり ありがとうございます*

7/2/2024, 11:42:29 AM